Phil Hardison

Phie Hardison

「生粋のクズがブログを書くとこうなる」というのがよく分かるブログを目指しています!

私の家族について知りたい人たちへ

さて、私に「どことどこのハーフ?」とか「英語ペラペラ~?」とかしょうもない質問してくる人たちのために・・・!なんと・・・!記事を書きました~!

 

 

昔々あるところに、小学3年生の私がいました。

 

ある日、出てった父親(アメリカ人)の不倫相手(日本人)が電話してきた。その頃は不倫とかそういうの分かんなくて、その女を「父と仲良しの友達」程度にしか思ってなかった。他愛もない話した後に、「弁護士の先生にダメって言われてるから、本当は電話しちゃいけないんだ」とか言うタイプの馬鹿女だった。

「だから、内緒だよ」とか言うわけよ。こちとらまだ10歳にもならないから弁護士がどんな仕事かも知らないし嘘のつき方も知らなくて。よく考えたらこんな子どもに秘密抱えさせて嘘つかせようとか鬼畜だわ。

とにかく母(日本人)が帰ってきてから、母に直接聞いちゃったんだよね。自分はそれとなく聞いた気でいたけど、今思えばまあバレバレだったわ。

「◯◯ちゃん(不倫相手)と電話するの弁護士の先生に止められてるの?」とか聞いちゃってね。直球かよ。母は「ん?そんなことないよ?なんで?」とか真顔で嘘ついてさ。信じたね、普通に。今思えば母親は本当に隠し事やら嘘やらが得意な人だった。今でも変わらんけど。とにかく自分も「別に~、なんとなく」とか返事してさ。ヘタクソかって。

 

 

12歳かそこらの時にまた不倫女から電話がかかってきた。電話越しに赤ちゃんの泣き声聞こえて、中学生だからさすがに勘づいたよね。「あ、これ妹か弟いるやつだわ」って。平静装いながらかなり戸惑ってるこっちの気持ちなんて何にも考えずにまた他愛のない話してさ。しばらくしたら案の定「弟がいるんだよ」とか言い出してな。

でしょうねって感じよ。そんで言うんよ、「本当は16になるまで言っちゃいけないんだけど」ってさ。いやいや、じゃあ言うなよって。前回もしかりさ、なんで止められてんのに話すんだよ頭悪すぎだろって。でさ、その後あの女なんて言ったと思うよ。

「絶対にお母さんには言っちゃダメだよ。前お母さんに言ったよね?どうなったか分かるでしょ?」ってさ、いや分かんねえから。なんでこっちが責められてんの?なんで私が怒られてんの?なんで勝手に疎ましがってんの?なんで悪者扱い?ってもう全然分かんなかったよね、意味が。自分が一番傷つけられてるはずなのにって思ったわ。

電話切って泣いたね。とりあえず他に何もできなかったし。誰にも言えなかったし。泣くしかオプションなかったわ。今思えばあの時にどこかで確信したんだろうな。みんな自分を傷付けるから誰のことも信じちゃだめ、余計なことも言っちゃだめ、気になることも尋ねちゃだめ。自分は邪魔で要らない存在なんだってのはずっと覚えてなきゃだめって。

 

 

今じゃ自分の人生がこうなったのも自分の人格がこうなったのも、全部クソ親父と不倫女と未だに口を閉ざしたままの母親のせいであって、自分のせいじゃないって責任転嫁できるし、いっか、って前向きに考えることもできる。けど、たぶんこれまでも、これからも、こいつら以上に恨む対象はそうそう現れないだろうと思う。

ちなみに母親は母親で、クソ親父のことを「生まれた時には父親がいなくて、母親も本人が5歳の時に亡くなって、知らない両親に育てられたから、難しい人なんだよね」みたいなクソみたいな言い訳しかしない人で、「いや、ヘビーな過去あったら何やっても許されるんかい」って、平和ボケしてる母親に対しても呆れノンストップだった。

この間も私は世間で「なんで英語喋れないのー?」みたいなデリカシーのない質問にずっと答え続けなきゃいけなかった。「単身赴任で父親いなくてさ~」とか言いながら。それが母親が私についてた嘘だったから。

 

 

大学入ってからも引くくらい気持ち悪いことは起きた。

大学でサークル入ったんだけど、ある日OB総会用の卒業生名簿が置いてあんの見つけて、なんとなく見てたら自分の苗字見つけたんだわ。「普通じゃね?」ってなるかもしんないけど、日本で横文字の苗字(スミスとかジョンソンみたいな)とか限られてるし、下の名前も不倫女と一致してて、とか思って。「やべえやべえ。まさかの同じ大学で同じサークルなの?やばすぎ」くっそアドレナリン出た。

でもさ、よく考えたらおかしい訳よ。だって、うちの両親はこの時点で離婚なんて成立してないのに、不倫女が私たちと同じ苗字名乗ってるのおかしいよな?

はいパニック。

ちなみに数年後、父親がアメリカ領事館で母の署名を偽装して離婚を成立させた後、アメリカ法で不倫女と結婚していたことが発覚。両親はまだ日本の法律では夫婦なので、父親は合法的に妻を二人手に入れたことに。

きしょすぎ。

 

OB総会があるタイミングで、不倫女と父親と子供たちはエクアドルに住んでるってのは知ってたから、OB総会用の冊子に「私の父親には○○ちゃんという不倫相手がいました。○○ちゃんのおかげで養育費も何ももらってません」って洗いざらい書いたわけよ。完全に報復なんだけど。今思えばめちゃくちゃ怖えことしたなって思う。まあでも自業自得だしな・・・。

で、OB総会当日に会場でOBOGを出迎えてたら、なんかみたことある顔面が会場入りしてきたわけ。「まさかね」ってなって、彼女がチェックした名簿みたらやっぱ不倫女だったわけよ。

先輩にバタバタ「先輩やべえっす!不倫女来たんで走って逃げていいっすか!」っつったら、先輩たちも同期もめちゃくちゃ理解あって「帰りな!」って言ってくれて。

で、あとから聞いたら同期が探り入れてくれてたみたいで、よくよく聞いたら私と学部学科一緒、からのゼミも一緒だったとか。

気持ち悪すぎてね。こんなベタなことある?みたいな。映画より陳腐よ。こんなん映画化してもなんも面白くないレベルでありきたりなシナリオだわ

 

 

その事件からしばらくして、アメリカのパスポートを取りに行こうと思ったら両親が私の出生証明書失くしてるっていうクソみたいな事実が発覚。国籍失うかと思うと怖くて涙止まんなくて、とりあえず泣きべそかきながら国務省に手紙書いて再発行してもらって、なんとか出生証明書は再発行できた。この時点で完全に「こいつらだめだわ」って、両親に頼るって発想が完全に消えた。

そんでアメリカのパスポートと社会保障番号発行するために領事館に面接を受けにいったんだけど、領事が言うわけよ「あれ?キース(父の名前)の娘じゃない?」って。いやいやいや勘弁してくれや。あんなん父親じゃねえわ。つーか知りもしねえわ。って。

そしたら領事がプライベートなこと根掘り葉掘り聞いてきやがる訳よ。「君の父親は本当にいいやつだよ!古い友人なんだ!弟は元気かい?父親とは会ってるかい?」って。いや、それパスポートと関係あるか?ねえわ。だから領事には「弟には会ったことないし、父親とも疎遠だから彼らのことは何も知りません」って言ったわけよ。そしたらなぜか父親はいいやつだって私を説得しはじめたから、私もキレて「あなたは私の家族のことなんてなにも知らないでしょ」っつったら領事逆ギレ。今では違う領事に変わったからよかったけど、本当にクソ野郎だったわ

その次の日に、なんとFacebookに父親からメッセージが来た。内容は「領事館ではちゃんとした態度を取らないとアメリカ市民としてのステータスを失うぞ」っていう脅しだった。「へー!母親の署名偽装して領事館に離婚届提出してキリスト教教会から破門されたおまえより危ういステータスとかあるんだー!」ってなったわ。とりあえずゴミクズには「全部おめえのせえだろ死ねカス」って返事して終わらせた。

 

 

こういう人生経験のおかげで何があっても基本的には動じない感じに仕上がった。たぶんみんなには「心がないな」とか「リアクション薄いな」とか思われてるんだと思う。でも、両親が感情的な人間で、暴力や暴言に出るタイプだったから、いまだに感情的な人間と対峙すると不安発作が出るし、そういう人たちが大嫌い

25になった今、父親の苗字は捨てたし、私を所有物としか思ってない母親の戸籍からも外れたし、弟とだけは仲いいし、確実に状況はよくなってるけど、家族のことを根掘り葉掘り聞いてくる馬鹿の数は変わってないからここに記事として残しとくわ。

 

み~んなこれまでの行いを悔やみますように☆

 

 

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