上海(中国本土全域)行くなら覚悟しろ
こんにちは。
前回のブログでも書きましたとおり、上海に行ってまいりました。いやしかし大変でした。とりあえず注意点を書いていきます。
▼大前提
大前提として理解しておくべきことがあります。それは、中国本土と香港、マカオ、台湾は違うということ。香港、マカオ、台湾は中国とされていますが、自治区なのでそれぞれ違うパスポートを持っていますし、インターネットも制限されていません。
ですが、上海や北京、四川など中国本土ではガチャガチャに規制がかかっています。普通にネット使えると思っている人がいるようですが、いいですか、中国本土ではインターネットほぼほぼ使えないと思っていいですよ!YahooとかMSNぐらいしか使えないよ!
▼インターネットが使えない
ちょっと大げさに聞こえているかもしれませんが、GoogleとYouTube見れないんだからインターネット使えないと言っても過言ではないです少なくとも個人的には。ほんで空港のWi-Fiもゴミ以下なのであてにならないです。自力で生き延びるしかありません。
上海は中国本土になるので、GFW (Great Firewall)というもので色んなSocial Media (SNS)やウェブサイトへのアクセスが制限されています。
以下が中国本土からはアクセスできないサイトの例です。
- Google(Google Mapsとかも全滅)
- YouTube(暇つぶし不可)
- LINE
地獄です。
まず、どこかへ行こうにもGoogle Mapsが使えないので、友達が迎えにくるのをひたすら待ちます。ただ、待ってる間にGoogleやTwitterなんかで暇つぶしが一切できないという拷問。仕事がめちゃくちゃ捗ります。
私は香港SIMなるものを購入して行ったので、Facebookメッセンジャーが使えたり、たまにInstagramも見れたりしていましたが、こいつがなかったら私は死んでいたでしょう。
【中国聯通香港】「 中国 本土31省と 香港 8日間 無限 上網 Data通信 専用 プリペイド/SIMカード 」
やったらレビューいいですが、クソ不安定です。場所によっては一切使えません。InstagramやFacebookのフィードは基本読めません。ストーリー投稿するので限界です。長期滞在する人はVPN(海外のサーバーを経由させてくれるアレ)アプリに課金しておくといいです。上海在住の外国人はほぼ100%VPN入れてます。現地の友達にAstrill VPNをおすすめされたのでいいんだと思います。
▼中国アプリを日本にいる間に入れておけ
GFWのせいで入国したらAndroidを使用してる人はPlay Storeにすら入れません。なので、Android端末の人は特に必要なアプリは日本にいる間にダウンロード&セットアップしておきましょう。
以下が入れておいた方がいいアプリです。
DiDi
中国版Uberです。「Uberってなんや」な人は以下の記事どうぞ。
DiDiはUberがまるまるサービス売ってるのでほぼほぼ同じクオリティーです。英語通じなくても出発地点から到着場所を設定できて、事前に料金も確認できるので安心です。アプリをダウンロードしたあと、必ず自分のクレジットカードを登録しましょう。
Baidu Maps
中国のGoogle的存在Baidu(百度)の地図サービス/アプリです。こいつがないと自分がどこにいるのか、どの店がどこにあるのか、どの距離感に何があるのかってのがさっぱりわかりませんので絶対に入れておいた方がいいです。いいですか、Google Maps使えませんからね!!わたし!!完全にこのトラップにかかりましたからね!!
中国本土ではLINEとWhatsappが使えません。死亡です。DiDiのドライバーなんかとはWeChatで連絡とったりすることになると思うので、要らんやろうと思っても万が一トラブルに巻き込まれた時なんかのための連絡手段としてインストールしておくとよいと思います。
Astrill VPN
先ほども紹介したVPNです。安定したネット環境で安心して中国に滞在したい方は課金を惜しまない方がいいです。
▼英語が通じない
文化大革命が起きて英語教育がスタートしたのが1980年ごろということもあってか、とにかく英語が通じません。タクシー乗って「to ○○ please」と言う、こんなレベルの英語でも通じません。
客の9割が外国人の店ですら英語通じません。
やる気のなさがすごい。もてなす気は一切ない。中国語をしゃべれないのが悪いスタンス。福岡と一緒です。(当店は英語通じるけどね!)
とりあえず、翻訳アプリでも入れてた方がいいんじゃないかと思います。ちなみに、翻訳アプリを使う時のコツは、なるべく文章を簡潔にして、主語を省かないことです。「朝食はどこで食べれますか?」ではなく「私は朝食を食べる時どこに行きますか?」といった文章だとうまく変換された時に情報量が増えるので伝わりやすいかと思います。知らんけど。
▼ボロい紙幣渡されがち
私、空港からシャトルバス乗ったんですが、その時に渡された20元がボロすぎて日本に戻ってきた時に換金できませんでした。
おつりを紙幣で受け取った時は、紙幣に破れや剥がれがないかを確認して、もしあった場合は紙幣をかえてもらった方がいいと思います。
というわけで、みなさん、中国本土に行く時はビッチリ準備して行きましょう!!
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