Phil Hardison

Phie Hardison

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景気を悪くしているのは働く人たちだった

 


景気が悪いといつも責められるのは政府という印象を受けるのは私だけでしょうか。政府の政策や対策がダメだから景気が悪くなってしまうと。確かにその通りといえばその通りなのでしょうが、大切なのは、政府だけが原因だというわけではないということです。

そうやって文句を言っている人ほど、自分の言動がダイレクトに日本人の景気に跳ね返ってきている自覚がないのではないでしょうか。

今回は、一般市民のどんな働き方が周りの景気までダメにしてしまうのかという話をしていきます。

(職場環境改善に関するコンサルティングのお話は philhardisonbusiness@gmail.com まで)

 

 

  • 「残業して仕事終わらせないと」

残業=無能の証、ということを頭に入れておかなければなりません。それゆえ、部下の為に、上司の為に、会社の為に残業するという考え方は狂っています。

本来は、部下の為に、上司の為に、会社の為に残業しないべきです。

始業時間から終業時間までの間にスケジュールを組み立てて仕事をこなしていくタスクマネジメント能力が無い人が残業をする訳です。

「でも上司の指示だから仕方ない」?

そもそも、部下が残業しないと終わらせられないであろう仕事を投げる上司は無能です。さらに、その無能上司に反論もせず黙って仕事を引き受けている部下も部下という訳です。じゃあどうすればいいのか。仕事を振られた段階で「期限はいつまでですか?今日は既に抱えている案件をこなしたら終業時間になってしまうので難しいのですが」とはっきり言わなければなりません。それで「何言ってんの?」といったリアクションが返ってきたら「部下が残業すると、部下に残業させている上司のマネジメント能力が低いということになってしまい、上司さんの評価が下がってしまうことになるのですが」と言ってやって大丈夫です。本当のことなので。これで話が分からない上司なのであれば、人事やもっと上に文句を言って良いです。それでも解決しなければその会社はクソなのでやめていいでしょう。

 

 

  • 「私優しいから時間ちょっと過ぎてもやってあげる」

いい迷惑です。

先ほど挙げた、拒否権が無いと思い込んでやりたくないのに残業している人たちと違い、このタイプの人たちは「自分がやってあげないと」「私は優しいからさ。仕方ないね。やってあげる」といった勘違い上級者で、頼まれてもいないことをしたがります。

「どうせ私がしないとできないんでしょ?」といった口ぶりで勝手に自分で仕事を増やすのですが、正直なところ誰も頼んでいないし、普通の日本企業でも嫌われるタイプの人間ではないでしょうか。

こういうタイプの働く人の一番の問題点は、こういう人たちこそが働く人の価値が下げてしまっていることに気付いてすらいないということです。

彼らは不必要なタスクを勝手に作りあげ、時にそれを人に強要し、時間外に善人ヅラでせっせと働きます。彼らが時間外に働いてしまえば、『給料を払われなくても働く』ということがまかり通ってしまう訳です。上司や会社はこれを許してはなりません。賃金が支払われない業務が発生してしまうことは、あってはならないことです。

こういった無償で働く人たちがいなくならない限り、賃金も低いままです。

 

 

  • 「頑張ってるのに給料が上がらない」

年功序列の社会では、給料が上がるシステムが決まっていて、年を取ったりその会社で過ごす時間の長さでしか評価されなかったり、ということがあります。こんな環境の中で「他の人より仕事を効率よくこなしているのに昇給しない」と嘆く人に足りないのは、交渉力です。

「私はA、B、C、D、E、Fができます。同期はA、B、C、Dしかできません。更に、A、B、Cの業務を簡単に、早く仕上げる為の新しいスキームを作り、実際に応用することで煩雑さを無くしました。よって私の給料は上がるべきです」

上記の例はかなり雑ではありますが、何が言いたいかというと、貢献度や達成項目などを挙げて給料交渉をおこなうことが重要だということです。これは誰でもできることではありません。それなりの自信と勇気が必要になります。そして、能力はあるのに給料が上がらず嘆いている人たちのほとんどが給料交渉をしたことがないと言っていいと思います。

働く人たちが「給料を上げてくれ」と言い出さない限り、日本の低賃金は変わらないのではないでしょうか。

 

 

 

 

とにもかくにも、どれも勇気と自信が無いとできません。「給料を上げてください」「残業いたしません」これを言うだけで死ぬことはないので、思い切って言ってみてはいかがでしょうか。

 

 

 

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