ロサンゼルス周辺(カリフォルニア)のバスが闇
特に日本から初めてカリフォルニアに出てくる人なんかは動揺を隠せないレベルでひどいです。なので、車を持ってない学生なんかはバスではなくてUberという格安タクシーみたいなもので友達同士で乗りあわせて割り勘するのが主流になってしまってます。
さて、レッツ鬱蒼!
- 決して時間通りには来ない
時刻表は存在しますが、誰も信じてません。私はLA METROのアプリを見てバスを追ってます。GPSで自分が乗りたいバス停に後何分でバスが来るかを知らせてくれるので便利です。ですが、昼間や夜なんかは80分おきにしか来なかったり、80分待っていようと思っても40分経ったあたりでそのバスがアプリ内で消息不明になったりします。
なので、遠出となるとかなりきついです。消えるバスを元に予定なんか立てれたもんじゃありません。それに加えて乗り換えも面倒なので、「カリフォルニアでは車がないと何もできない」というのはよく言ったもんです。
- 運賃が雑
バス会社によって運賃が変わるのは分かります。でも、ここでは運転手によって運賃が代わります。ちなみに、乗車する時に払うので、どこまで行っても運賃は50セントから2ドルくらいで収まると思います。
運転手に話を戻しましょう。例えば、私の通う学校は大々的に「学生証を見せたら、1ドル75セントのところを1ドルで乗れる」と言っています。学生証を見せたら1ドルにしてくれる運転手もいますが、タダにしてくれる運転手がいたり、学生証を見せても「学割なんかねえから1ドル75払えつってんだろ」と、文字通りこんな言い方をしてくる運転手もいます。キリストも十字架降りて説教するレベルです。
- 運転手が雑
運賃の項を読んでもらっても分かるとおり、運転手はだいぶ雑です。もちろん運転も雑に決まってますが、やることなすこと全部雑です。
止まるボタンを押しても止まらなかったり、バス停で人が待ってても通過したり、道端でいきなり停車して運転手が交代したり、コンビニで停車して運転手がトイレ行ったり、基本的になんでもありです。起きてくれるなよ、って出来事はだいたい起きます。
- 乗客がおかしい
もうこれはバスに乗る度に何か起きる覚悟で行かないと逆に疲れると思います。
まず、1日に1回は臭いオッサンが乗ってきます。みんな露骨に鼻を塞ぐレベルで臭いです。でもなんでだろうな。なんで毎回違うオッサンなのにみんな同じ臭いなんだろうな。酸性の。
本物のキチガイに遭遇すると大変です。だいたい自分に向かって話しかけてます。バスをまるごと巻き込まないとひとりごとが言えない病気なんだろうな、というワイドな心でいることをおすすめします。
面倒なのが、ただのカリフォルニア人かキチガイか見分けが困難な乗客です。カリフォルニア人は日本人からすれば怖いくらいにフレンドリーです。バスで初めて出会って仲良く喋ってる人たちを見かけるのも不思議ではありません。
初対面でいきなりセクロスの話してくるジジイがいたり、隣に座ってるだけなのに「触らないで!」と叫んでくるババアがいたり、とにかく不快指数の高さが尋常じゃないです。
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Phil Hardison (@phil_hardison) | Twitter
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