Phil Hardison

Phie Hardison

「生粋のクズがブログを書くとこうなる」というのがよく分かるブログを目指しています!

高校で人種差別発言を疑われた話

 

 

 

 

 

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ご無沙汰しております。病気で寝込んでおりましたハーディソンです。寝込んでいる時にふと思い出した話があるので、今回はその話をしたいと思います。

 

前提として、私はアメリカ人(白人)と日本人のハーフということだけ頭に入れて読み進めてください。

 

高校時代の話なんですが、私は母が働く高校に通っていました。母がいるということが抑止力になったのか、高校ではあまり人種差別的な扱いは受けなかったように記憶しています。

 

さて、事件が起きたのは生徒会選挙の前の演説集会のようなものでした。私は高校時代からかなりウザめの性格だったので、「何言ってんだこいつ?」みたいな候補者には「さっきから言ってることに内容がないですよね?結局何がしたいんですか?」みたいな、鬱陶しい質問をきっつい感じでしておりました。思い出すと恥ずかしいもんです。

残念ながら当時は私の質問なんてまともな方で、立候補している友達の対立候補を蹴落とすためにいじわるな質問をする性格の悪い子たち(笑)もいて、中々に荒れた集会でした。

 

その日、家に帰ってだらだらしていると母が帰宅し、開口一番こう言いました。

「あんた、◯◯さんに『黒人黙れ』とか言ってないよね?」

 

ポカーンです。

 

実はこの◯◯さん、というのは私が「言ってることに内容がないですよね?」と問い詰めた立候補者で、バングラデシュにルーツを持つ子でした。もちろん私は肌の色で質問を変えたりしていません。本当に中身がないこと言ってるな、と思ったので中身が無いと言いました。あの頃から私は一切空気が読めない、一言余計な人間でした(笑)

 

とにもかくにも全く身に覚えがないことだったので、私は母に「そもそも◯◯さんは黒人やないやん・・・あと私がそもそも人種差別されて育ってきたのに、その私が他の人を人種差別する訳がないやろ・・・」と、かなり呆れて説明しました。

 

すると母は「そうよね、一応確認しただけ」と言って、事のいきさつを話してくれました。

 

 

 

まず、大前提として◯◯さんと私は在学するコースが違いました。◯◯さんは中高一貫コースで、私は高校コース。校舎が違うので私たちには特に接点はありませんでした。もちろん◯◯さんのお友達グループとも接点はありません。

さてさて、事の発端は、この◯◯さんのお友達グループが選挙集会後、「ハーディソンが◯◯さんに向かって『黒人黙れ!』って言ってた!」とA先生(特に何の役職もない常勤・中高一貫コース・30歳くらい)に報告に行ったことらしいです。

そこで、とっても頭のいいA先生は、同じく中高一貫コースで教員をしていた母を勝ち誇った顔で呼び出し、「娘さんが◯◯に『黒人黙れ』って言ったらしいんですよね〜」と言ってきたそうです。彼の上に立って仕事をしていた母の弱みを掴めたと思ってよほど嬉しかったのでしょう(笑)

そこで母は、「あなたは、もしあの子が私の娘でなくて、私が彼女の母でなかったとしても、全く同じことをするの?」と尋ね、「ちゃんと取るべき手順で、するべき対応をしなさい」と叱ったそうです。

その後、A先生は自分の大失態により、学年主任の先生(体育科・バスケ部顧問)に尻拭いをしてもらうことになります。まずは学年主任に事実確認をしてもらい、私がそんなことは一切言っていないということ、一連の『黒人黙れ』問題は◯◯さんの友達グループが私を陥れ、◯◯さんを悲劇のヒロインにするための嘘だということが判明してしまいます。

 

つまり、人種差別的発想をもって人種差別的発言をしたのは、◯◯さんのお友達グループだった、ということです。

 

 

 

 

 

そして奇遇にもこの◯◯さんの友達グループは学年主任の教え子。私は部活中に体育科の先生たちの部屋である教官室という部屋に呼ばれ(知らないうちに私の部活の顧問にも話が通っていました)、学年主任からこの一件について説明を受けました。

 

「あいつらも本当に悪いと思ってる。おまえは納得できないだろうが、俺は直接あいつらがおまえに謝るという場を設けて事を大きくしたくない。俺があいつらの代わりに謝ることになるから悔しいとは思うが、今回のことは許してやってほしい」

 

こんな感じのことを言われました。呆れて「はあ」という言葉しか出ませんでした。私はといえば、当時母の娘であるということと、部活で妙なプレッシャーを与えられていたこともあり、それ以上事を大きく出来る勇気がなく、「はあ」の一言で引き下がってしまいました。

今思えば、あそこで「いや、全員私の前で土下座させろ」と言えばよかったと後悔しています(笑)

 

 

この話で特に伝えたいことはないんですが、まあなんというかこういうことが平気でおこなわれている教育現場でした。そして高校生ながらやっぱ教員ってろくな奴いねえなと思いましたし、今でもその気持ちは変わっていません(笑)

 

 

 

 

 

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