【ドバイ1日目】ドバイ行く前はこれ読めば大丈夫(過酷ミッション攻略)
さて、前回の記事で宣言しましたとおり、フラれたのでドバイに行ってまいりました。
▼大韓航空でFUK→ICN→DXB
フライト2時間前にはチェックインを!というのが旅行会社や航空会社の常套句ですが、私は2時間前に行くことはありません。というのはたぶん前回バリに行った時の記事でも書いていたかと思います。
今回は朝10:30のフライトでしたが、空港にいるべきとされる8:30ごろ、私はまだ家で荷造りしてました!福岡最高!(福岡の中心地から空港まで地下鉄で15分程度です)
12月の気温5℃の福岡だったので、マキシ+Tシャツ+セーター+MA-1で向かいます。
ということで、9:30頃に空港に到着。すると想定外なことに大韓航空のチェックインカウンター前には長蛇の列が。「あれ、これヤバいんじゃね」と思いましたが、引くくらい搭乗時刻ピッタリにゲートに到着しました。すごすぎ。
ちなみに両替所で働いている友人に(ありがとう!)「日本の両替所にはマイナーな通貨置いとらんけん、1週間前とかに電話して予約しとったがいいよ!」と言われていて、その後別の友人に「おまえどうせ電話予約めんどくさいんやったら現地で両替すればいいやん」とアドバイスをもらったので、福岡で両替うんぬんでバタバタすることなくすんなり搭乗します。
問題は、乗り継ぎ時間。ミッション1。45分間しかありません。その為座席も前の方でした。ほんで暑い。完全に服1着いらんやった。ということでみなさん、12月にドバイ行く時はそこまで着込んで行かなくて大丈夫です。
はい仁川国際空港に到着した時点で残り時間30分!!!やばい!!!更に全然降りれず残り機内で残り20分!!!!あかん!!!!!
絶対に間に合わない!そう思ってバタバタ走り始めた時、飛行機を降りたら職員さんが「ドバイ行きの方〜!」と乗り継ぎギリギリ乗客を探しているじゃないですか!
私「はい!私ドバイ行きます!」
職員さん「ハーディソンさんですね?」
あ、すごい、これドバイ行き私一人やな。
ジャップならではの凄まじいお察し能力を発揮しつつ、職員さんとカートに乗車!!生まれて初めて!!歩く他の乗客をブイブイ追い越してセキュリティーチェック(持ち込み荷物検査所)へ。すごい!こうやって短い乗り継ぎ時間でも大丈夫なようになってるのね!
にしてもまあセキュリティーチェック、チンタラしてやがる!!おい二つ前のおまえ!!パスポートくらい出してろ!!
「すいません私のフライトあと10分で行っちゃうんですけど!!」という言葉が喉まで出かかっても言えないあたり本当に私はチキンだな、と思いつつ、検査を終えてエスカレーターをかけあがります。
ゲートまで一目散に走り、搭乗時刻終了の数分前に到着。「私最後の一人ですか?」と聞くと「そうです」と冷たく言い放たれます。
なんでだろう気持ちいい!!
ドMはそのまま機内入り口までダッシュ。すると機内入り口のお姉さまが「ゆっくりで大丈夫ですよ〜!」と声をかけてくださる。
私「ほんとすいません遅くなっちゃって」
お姉さま「いえいえ、まだまだ時間には余裕がありますから^^」
女神!!!!そういうのも好き!!!!
バタバタと着席し、10分後にようやく機体が動き始めました。
なるほど時間余裕あったな。
ということで、機内で寝たり数独したりダンケルクやワンダーウーマンを見て泣いたりしてたらドバイに到着しました。10時間のフライトによる疲労で「到着したらアレしよう、これしよう」といったプランが一気に吹っ飛びます。とりあえず考えられる一番楽な手段でタスク消化しよう・・・。
そんなことを思っていた時、気付くのです。
口紅忘れた。
口紅無しでは一歩も家から出れないレベルの私が口紅を忘れたことにドバイ国際空港到着後に気付きます。
待って、変圧器も忘れた。
これが終わりの始まりか・・・。
▼ドバイ国際空港(DXB)でSIMカード購入
さて、口紅無しでは病人にしか見えない私がドバイに上陸です。ドバイめっちゃドバイの香りするヤバい、と思いながら入国審査。入国管理官のみなさん男性で、イスラム圏の正装(民族衣装)でお仕事されてました。ドバイマジドバイ。
ほんで暑い。
MA-1を腰に巻いて袖を捲り上げ、荷物を取ってから、ひとまず目に入った両替所で3万円程度をAED(デュラハム)に両替。さすがホスピタリティーの都市。両替所のお兄さんめちゃくちゃ感じいい。その後、ミッション2。目に入ったドラッグストアで安物の口紅を探します。
店員さん「何かお探しですか?」
ワイ「暗めの赤色で、マットで、高すぎない口紅を探してます。口紅忘れちゃって。ここで高級品買うようなもったいないことしたくないので(笑)」
店員さん「オーケー、じゃあ、こんなのはどうかしら」
ということで店員さん二人がかりで手に口紅塗りまくって探してくれて、最終的にGOSHの007 MATT CHERRYを2000円弱で購入。これが想定外にいい品でした。おすすめ。
お会計の時に、電化製品を売ってるところが無いか尋ねると、空港には無いとのこと。ミッション3である変圧器の購入は失敗ですが、次のミッションに行きます。ミッション4、同じ店員さんにEtisalat(日本でいうdocomo)はありますか?と聞くと、このターミナルにはDu(日本でいうauやSoftbank)しかないとのこと。にしても店員さんマジいい人。ドバイでのデータ利用の詳細はこちらで。
ということで、DuでSIMカードを2GB(200MB)2000円ほどで購入します。「ツアリスト用のSIMカードください」と言えば商品1つしかないのでちゃちゃっと購入できます。特に設定もありません。買ったSIMカードをSIMフリーのスマホにブチ込むだけです。ちなみに私は最終的に4泊5日で1GB強しか使いませんでした。
大きな問題はないですが、やはり電波が悪かったり、遅かったり、サービスが良くなかったり、ということがあるのでイライラせずに使いたい場合はEtisalatがいいかと。私のようにめんどくさがりの場合はDuでも、大半のエリアでWi-Fiが使えるので大丈夫です。とにかくミッション4はクリアです。
▼タクシーでホテルへ
SIMカードを入れてUberの設定をするのが面倒すぎて(詳細は前回の記事参照)、SIMはホテルついてからやろう・・・ということでタクシー乗り場へ。タクシーをつかまえてホテルに行くのがミッション5です。
『TAXI』と書かれたタクシーがずらっと並んでいる中、スタッフらしき人に「一人ですか?じゃああっちの黒のレクサス!」とタクシーの奥にあるレクサスに案内されます。
なんだなんかワイ金持ちにでも見えるんか?
スーツ姿の女性が私を待っていて、100AED(3000円くらい)で行けるということなので、もう疲れてるしいいや、と思いレクサスに乗り込みます。
運転手のお姉さんに色々聞いていると、あっという間につきました。得た情報はこちら。
最終的に93AEDでホテル到着。
「お釣りは取っておいてください、楽しい時間と有益な情報をありがとうございました^^」
とセレブぶって100AED渡して降りたらドアマンに「隣のホテルですよ」って言われました。
めっちゃ幸先いい!!!
▼ホテルWestin Dubai Al Habtoorでアップグレード
さて、私が宿泊したWestin Dubai Al Habtoorは、同じ系列のW Hotelの真隣にあり、ホテル内に連絡通路もあります。
そこで、W Hotelのスタッフが私をWestinまで連れて行ってくれました。みんな優しすぎる。泣きそう。
ということでミッション6はチェックインです。
なぜかスタッフ3人で1組のチェックインをしていて、その後ろに私と同じ東アジア人、そして私、と2人待ちの状態です。
スタッフ3人のうち、1人の手が空いたにもかかわらず私に声をかけてくれません。
私「すみません、チェックインできますか?」
スタッフ「もちろん!すみません!どうぞ!」
私「いえいえ、大丈夫ですよ〜」
スタッフ「前の方がお連れ様かと・・・すいません」
私「いえいえ。彼は韓国人、わたし日本人w」
スタッフ「本当に失礼しました」
私「いえいえ、私も彼のこと日本人だと思いました、大丈夫です」
スタッフ「ありがとうございます、お一人様、ですか・・・?」
私「はい、そうです」
スタッフ「どうしてまた?」
私「フラれたんですよね〜!フラれて3時間でここ予約しました^^」
スタッフ「ええ!そうなんですか!ちょっと僕にできることをしてみますね、少し待ってくださいね・・・」
ということでお部屋アップグレード。
14階のBurj Khalifaが見えるキングサイズベッドのお部屋。やばい。私おおはしゃぎ。ミッション6を大幅な経験値獲得でクリア、▶ハーディソンの レベルが あがった!
さて、この時点で時刻は夜8時。シャワーを浴びて、スマホ充電して・・・
あ
変圧器
ない
思い出しました。変圧器ないわ。そこでコンセントを探すと、なんと日本のコンセントいけるやつ!!最高だなWestin!!!なんとミッション3、買わないという形がクリアでした。難易度高すぎ。
ということで少し休憩してシャワーを浴びて、酒が無いと熟睡できないタイプなので化粧して着替えて、お隣WホテルにあるBOA Lounge & Clubに向かいます。
▼BOA Lounge & Club
有名クラブであるBOAへの潜入がミッション7。こちらはお隣のWホテルにあり、1階から専用のエレベーターを利用せねばなりません。1階でIDチェックを受け、エレベーターに乗ります。
エレベーター広すぎ。
8人掛けのソファある。
最大収容人数87人。
ほんでエレベーターの中でボタン押すだけの仕事する人おる。
雇って。
そんなこんなで最上階に到着。
エントランスにヨーロッパから来た臭いスタイル抜群の美女たちがズラっと並び、私を見てか知らんけどクスクス笑っています。
とりあえず一番まともそうなスタッフに「予約してないんだけど、入れますか?」と聞くと、IDチェック等何もなく、サラッと入れてくれました。
にしてもあのエントランスの女たち全員帰り道に派手にこけてくれんかな。
入っていくと、目の前にラウンジと壮大な夜景。テーブル予約しとけばよかった・・・!みんなシシャ吸ってる・・・!くっそ!!私だってシシャでチルしたかった・・・!
そんなことを思いつつ、バーでディサロノのロックを注文、カードで支払い。もちろん値段は分かりません。カードを切り終わったバーテンに「レシート要ります?(どうせいらんっしょ?の顔)」と聞かれ「うん要らないです大丈夫」とドヤ顔でかっこつけてお返事。
私はいったいいくらでこのあっさいディサロノを飲みよるんや・・・?という恐怖心と戦いながら、ひとりで酒をしばきます。
観察していると、女性はみんなばりばりに露出した服を着ていて、ネットで見た「露出しちゃダメ」って情報はガセやったと分かりました。
さて時刻は23時半。
声をかけてきたアブダビの男性を受け流すなどしながら何かおもしろいこと起きないかな〜と待っていると、23時45分くらいになってクラブエリアがオープン。
なんだろう、確かにすごい感あるけど全然魅力を感じない。
たぶん私が22歳とかだったらすっ飛んで行ってただろうな・・・と思いつつ、眠くなってきたのでちょい残しで下のフロアへ。
BOAは、俺たち私たちラグジュアリーピーポー、っていうのを主張したい人たちが来る場所な感じがしました。なんかとっても変な雰囲気で私は好きになれませんでしたが、夜景だけはいいです。テーブルでいくら取られるか知らんけど。
すると1階で私を通してくれたお兄さんが「もう帰るの?楽しかった?」と声をかけてくれます。マジみんな優しい。好き・・・!
SIMカードブチ込むのは明日でいいや・・・ということで化粧を落とし、Tinderしながら寝ました。これが後々ファインプレーになります。
2日目はこちら!
記事への直接のコメントにはお返事できませんので、ご意見ご感想ディスはこちらまで。
Phil Hardison (@phil_hardison) | Twitter
日常はこちら
Phil Hardison (@phil_hardison) • Instagram photos and videos
ご連絡はこちら
phiehardison@gmail.com
血迷った結果はこちら