TOP 40の罠
今回の記事は今までで一番面白くないし太字もデカ字も赤文字も何もないんでほんと、読んでる暇あったら自販機の下に落ちてる金でも探してください。
さて、TOP 40ってあるじゃないですか。いわゆる流行曲。でもアレ、あまりにも色んなところで繰り返し再生されすぎて、例えいい曲でも聞き飽きますよね。カントリーマアム1パック一人で食ったら最後の方キツいみたいな感じで。まあ私はカントリーマアムだったら2パックいけますけど。
逆に、嫌いな曲でも、クソみたいな曲でも、TOP 40に食い込んでしまえば各媒体で鬼リピートされるわけで。歌詞を覚えちゃったりして、口ずさんじゃったりして、その瞬間に「うわ!!!!今Ariana Grande歌っちまった!!!!死にてえ!!!!!」みたいになるんです少なくともワシはな。
ぞわっとするほどいい曲って、なんかもうあんまり聞きたくないんですよね。受動的にどこかで聞くほうが、自ら進んで気に入った曲を繰り返すより、快感指数が高い気がするんです。ずっとデコピンしてると、最初は痛いけどあとからだんだん感覚がなくなってくるみたいな。やったことないし知らんけど。でもまあたぶんそんな感じなんじゃないか知らんけど。
ワシひとつ気に入った曲を見つけると、ずーっと聞いてしまうんですが、これ最近クソもったいないなと思っていて。
こちらのPentatonixのLove Againも、
最初聞いた時クソ鳥肌たったんですよ。次に何がくるかわからないし、聞いたこともないような音ばっかかましてくるし。音域ぶっ飛んでるし。
でも、その鳥肌を味わい続けたくてずっと聞いてたら、もうだめになっちゃったんですよね。慣れちゃって。イントロでぶわーって立ってた鳥肌が、全然来ないんすよ。首から肩甲骨にかけて全然ゾワァッてしないんですよ。
これも同じで、
最初は鳥肌立ったんですよ。でももう、どこで鳥肌立ってたのか思い出せないんすよ。「この曲何がすごいんだっけ」みたいな。
TOP 40は、自分の人生の中で、一瞬の出来事になってしまう罠なんですね。毎日カレー食ったら飽きるみたいな感じで、毎日聞いてると飽きちゃうんで。まあ私はカレー毎日食っても飽きないんですけど。
好きな曲を聞きすぎると、TOP 40現象が自分の中で起きてしまうんですわ。困ったね。だから、好きな曲はとっとかないといけない気がしてるんです最近。もう3回くらい同じこと書いてますけど。
好きなものから離れる、ってマゾヒズム、ありっすね。どんどん快感が得られますね。いいね。さて、こんなこと書いといて学習力ねえし今日もこれ聞きながら出勤すっか。