Phil Hardison

Phie Hardison

「生粋のクズがブログを書くとこうなる」というのがよく分かるブログを目指しています!

国境なき医師団に寄付したのに嫌な気持ちになった

f:id:PhilHardison:20190625151224p:plainhttps://www.msf.or.jp/

 

おっっっっっっ久しぶりです。

前の投稿から半年ぐらい経ってしまいました。

インスタで「ブログ投稿しないんですか?」って言われたので休みの間をぬいましてこれだけ書いておこうと思います。

 

国境なき医師団

 

みなさんすでにご存知でしょう。医療・人道援助活動をおこなう民間の非営利団体です。途上国、紛争地、自然災害の被災地なんかで活動しているそうです。

 

 

さて、これは私が国境なき医師団に寄付をした時の話です。

 

  

 

 

 

先日、住んでいる広島から実家のある福岡に1日だけ帰りました。

その時私は友達のJayla(フロリダ生まれ佐世保育ち)と一緒に西鉄グランドホテル前を歩いていました。

すると、国境なき医師団のスタンドのようなものがありまして、おばさまが二人頑張って声をかけていました。

 

私はJaylaに「あ、寄付しようかいな。ほんっとごめんちょっとだけ待ってくれん?」とお願い。すぐに本物かどうかを調べるためにスマホでバックグラウンドチェック。本物のようだったので「ごめん寄付ちゃちゃっとしていい?」ともう一度お願いし、Jaylaも「どうせすることなかけん全然いいよ〜」とのことで付き合ってくれました。

 

私たちはスタンドを一度通過して戻ってくるまでのこの会話を英語と日本語でしていました。

 

私たちがスタンドに近づいていくと、おばさまたちは「あ!!いいんですか!?」と大喜び。そんなに珍しいのか・・・と「あ、はい。ちゃちゃっとしちゃいたいんですけどいいですか?」と笑顔を向けると、私たちの先ほどの英語の会話が耳に入っていたのか、わたわたと「えっと、日本の方でしょうか?お友達は・・・素敵なお友達で!(見た目だけで判断)えっと、ご自身は日本の方ですか?日本語大丈夫ですか?」と慌てて質問責めに。

 

最初に私が日本語であなたに話したの理解できなかったかな?

と、すでにだいぶ不快。

 

私「寄付するのは私だけです。日本人で日本語を喋りますし、この子も日本語喋りますから」

 

国境なき医師団のためにこうして路上に立っているような人なんだから根は悪い人じゃないはず。ということで諦めずに(笑)私は寄付を終わらせようとします。

 

しかし、私は最初から寄付すると言っているのに謎のセールストークが始まりました。なんで??????

 

「あのー、迷ってないのでそういうのは大丈夫です。いくらから寄付できるんですか?」

 

頑張って笑顔で接していると、おばさまたちはまた「え!!いいんですか!!」と。普段どんだけろくでなし連中と向き合わされてるんだろう・・・と心配になりました。

  

 

 

 

なぜかまだまだ続く謎のセールストークをかわしながら、クレジットカード払いで引き落としの設定をしました。その時も「日本のものであれば!日本のカードならなんでも!」とのこと。めちゃくちゃ日本を強調してくるな・・・。いいんだけど・・・。

 

住所を書いていると「あら!広島からご旅行で?」といちいち聞いてくる。すごい。これがジャパニーズオールドスクールセールストークなんだろうか。私はassholeにならないよう極力笑顔で「いえ、福岡生まれ福岡育ちで今広島に住んで仕事してるだけですよ」と返事をします。

 

冒頭ではっきり言った「ちゃちゃっとしちゃいたい」はどこへやら。あーだこーだ話を延々とされながら1回分の寄付の設定が完了。

 

おばさま「おこがましいことは重々承知なのですが、月々の寄付もしていただけr」

私「いいですよいくらからですか」

おばさま「ええ!?いいんですか!?」

私「はい、いくらからですか」

 

このあと、また説明をあれこれしてくださり、やっとゴールに行き着きました。寄付の手続き完了です。

 

私はもともとassholeなので、徳でも積んどくか、と寄付に立ち寄りました。なのに去り際には中々複雑な心境に。これってとってもポジティブな活動なのですから、もっと、こう、わざわざ人を嫌な気持ちにしなくてもいいのかな、と。悪意がないのはもちろん分かってるんですけれども、時代へのadjustmentがあまり上手にできていないのかな、と感じました。

 

  

 

 

 

もし寄付を募る活動をしている人がこれを読んでくれていたら、これだけ気をつけるだけで格段にいい印象を与えられると思います。

 

1. 寄付スタンドに近づいてくる人を人種で差別しない

  →お互いがリアルタイムでコミュニケーションをとっている言語で区別しましょう

 

2. 国籍の確認が必要なら理由を述べる

  →「日本の団体では日本国籍からしか寄付を募っていないから」とか「金融機関の問題で日本の団体では日本で発行されたカードしか使用できないから」とか、理由があるならそれを先に言いましょう

 

3. 言い方に気をつける

  →見た目や予測でものを言うのはとっても危険です。その人が福岡にいたなら「福岡にお住まいなんですか?」でいいですし、日本語を喋っている人に対して「日本語分かりますか?」は普通にアウトです

 

4. 相手のコミュニケーションスタイルに合わせる

  →相手が詳しいことを聞きたがっていたら詳しい話をしましょう。その時に「一番どんなことが気になりますか?」と聞くことで説明の内容を相手のニーズに合わせるのが利口です。今回の私のように冒頭から「ちゃっちゃとしたいんですけど」と意思表示をされている状態なら、余計な話はせずにちゃっちゃと手続き面の説明だけをしましょう。

 

 

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