Phil Hardison

Phie Hardison

「生粋のクズがブログを書くとこうなる」というのがよく分かるブログを目指しています!

上海から見た日本も終わってた

 

 

先日上海に行ってまいりました。

上海の放浪の仕方はまた追って記事を書きたいと思います。

とりあえず今回は、上海で働く外国人から聞いた日本の印象について書きたいと思います。

 

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私が上海を訪れた理由はただ一つ、友人が「おまえ働きすぎな。上海来い。ちょっと日本から離れてリラックスしろ」とチケットとホテルを取ってくれたからです。

 

金持ちか。

 

その友人は世界最大手の語学学校で働いている日系スウィディッシュアメリカ人。人をもてなすのが大好きで、上海に住んで5年になります。

 

お母さんが日本人ということもあって、日本のこともよく知っています。W杯では日本を応援しています。

 

そんな彼が、どうして日本では働かないのか。

 

 

 

友人「上海で働きなよ。俺のとこの会社にはハーディソンなら務まるポジションで今の倍は給料がもらえる仕事がいくらでもあるよ」

 

私「やっぱり日本から出た方がいいのかなあ・・・。でも日本生まれ日本育ちだし、とても居心地いいし、それに私みたいなのが国外に出たところで使い物にならない気がするんだよね・・・」

 

友人「それは日本に洗脳されてるだけだよ。たぶんみんなそうだ。みんな自分に能力がなくて、価値がないんだと思い込まされてる。そのマインドセットを変えていかないと日本はダメになるよ。もうなってるか」

 

私「言われてみれば確かにそうなのかもしれない・・・。みんな今支払われてる金額が妥当だって思ってると思う。たとえ理不尽な契約内容でも同意してしまう人ばかりだと思うし・・・」

 

友人「日本では働いた分の半分しか給料がもらえない、終わってるよ。俺の日本人の親友も今東京で働いてるけど、死ぬほど働いてるのに信じられないくらい給料もらってない。俺は死ぬほど働いてるからその分もらってるよ。だから不満もないし、生活にも満足してる。でも日本人は死ぬほど働いて少ない給料しかもらえないのが当然だと思ってる。だから給料交渉もしないし、もちろん給料も上がらない」

 

私「おっしゃるとおりですわ。わたし日本で働きたいって外国人の友達に言われたら毎度死ぬ気で止めるもんな・・・」

 

友人「俺も実は日本で働くことも考えたんだよ。お母さん日本人だし。でも大手企業のそこそこいいポジションですらクソみたいな給料。こんなんだから日本から有能な人材がどんどん国外に流出してしまう。同じ働きをして倍の給料がもらえるなら海外で働こうって誰でも思うよ」

 

私「マジそれな・・・。わりかし日本でも最近人材の流出は話題になってると思ったんだけど、問題になってるからといって何かを変えようと誰かが動いてるって感じでもない」

 

友人「全部考え方の問題だよ。日本は自分たちで自分たちの首を絞めてるって気付いた方がいい。変化を恐れてばかりいてはどんどん国が衰えていってしまう。もっと優秀な人材に対価を支払うように変わっていかないと。」

 

私「はあ・・・でももう日本は救いようがない気がするなあ・・・」

 

友人「俺はそうは思いたくないな・・・。将来的には日本を救いに行きたいとは思ってる」

 

私「聖人なの・・・?」

 

 

 

という感じで、グサグサと的を射たことを言われました。

 

「日本が嫌いなら出て行け」という人たちを多く見かけますが、その人たちは自分たちのそのマインドセットのせいで日本がどんどん落ちていって生きづらくなっているということには死ぬまで気付かないのかなあ・・・。

だからこそ、「もう変わることにビビってないでさっさと成長しようぜ」の人たちがもっと声を大きくして、マジョリティーになる日が来るのを祈って。今日も社畜のハーディソンでした。

 

 

 

 

 

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