Phil Hardison

Phie Hardison

「生粋のクズがブログを書くとこうなる」というのがよく分かるブログを目指しています!

うつ病になったかもしれない ②

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6月の頭。事務Bは結婚式でバリに発ちました。そのころ事務Cの妊娠が発覚し安定期まで働けなくなったということで、さらにもうひとりを採用せねばならなくなりました。同じ頃講師Dも採用しました。要子守の講師Cが兄の結婚式でイタリアに発ってしまっていたので生き残りは講師Bひとりだけでしたが、彼もとうとう体調を崩し2日間来れなくなってこれをまた全てリスケジュールするなどしていました。リスケジュールもそうですが、私は彼がスクールのために休日返上で働いていたのを知っていたので、本当に申し訳なくてしかたなかったです。

 

更には契約違反により講師Aの解雇が決まり、それの通達なんかで講師Aにまたボロクソ言われました。私がここで採用されて一番にやったことは、彼が不満に思っていることリストを作り、それを丸2日かけて解消してあげることでした。私は彼のためにできることをすべてやってきたのに、彼の私への最後の言葉は「Fuck off」でした。

 

 

 

 

私は私でそのうち今までは簡単に決断できていたことを全く決断できなくなったり、脳みそは動いているのに目の前のデスクトップに焦点を合わせることすら困難になったり、全然意味がわからないことをしていたり(自分がどうしてそれをやったのかすら分からない)と、着実におかしくなっていました。

 

子守の必要な講師Cは6月4日に帰国し6月5日から働けると言っていたのに、「まだ時差ボケ激しいから5日の最初のレッスンリスケジュールしてくんない?」と言い出し、んなことできるわけねーだろ、を20倍優しく説明しなければなりませんでした。また講師Cは何度も何度も何度も何度も同じことを聞いてきます。そして話がいちいち長い。私は早く仕事に戻りたいのに、どうでもいい話で時間を取られる。何度も同じ話をさせられる。このあたりでもうストレス値がマックスになっていました。自分がいつ暴れて帰るか分からないくらいには限界超えてました。

 

 

 

 

 

そんな中迎えた10日の給料日。明細を見て呆然としました。「これ死んだ方がいいんじゃね?」と素で思うくらいには少ない手取りでした。ぶっちゃけ今まで働いてきた中で一番やっすい給料でした。これまではもっと休んでもっともらってました。ここで心が折れました。私なんでこんなやっすい給料でここまで頑張ってんの?時給換算1000円じゃん。なんでこんなに頑張らされてんの?家帰って泣きました。

 

そのころ業務にも支障が出始めました。慢性的に前頭葉のあたりが痛くて、ぼんやりと「ずっと吐きたい」という気持ちが続き、頭の中にはずっと飛び降りるイメージが繰り返されていました。そしてとうとう上司が大阪から福岡に来ることになりました。それがつい4日前のことです。彼は私が先日やってしまっていた意味不明なミスについて言及し、「アレを見た時おかしいと思った」と言われました。そこで私も「確かに自分でも説明できなくて、あれを指摘された時にも言ったとおり、自分でもどうしてそうしたのか分からないんです。たぶん疲れすぎて早く帰りたかったのかな。本当に分からないです」と正直に話をしました。上司の目を見て、ああこの人わたしを講師Aと同じだと思ってるんだ、と思いました。もう信頼されてないし、この人私を切る気だ、しょうがないな、頭おかしくなっちゃってるし。

講師Aの気持ちがなんとなく分かってしまい、笑けました。彼は「こんなに身を粉にして働いたのに解雇なんて恩を仇で返すのか!?」と言っていました。私も同じ気持ちになっていて反吐が出そうでした。

そして給料が安すぎるという話を上司に持ちかけましたが、これが妥当だと言い切られました。そこで「ああ私価値ないんだ」と気づきました。私こんだけしか価値ないんだ。そっかそっか。じゃあもう死んじゃっていいじゃんね。

そこで「7月と8月週休三日ください。このままじゃ死んじゃいます」とも言いました。泣きながら。この時点でだいぶ頭おかしくなってるので、この先に三連休が待ち構えていることも考えられないで言いました。

 

 

 

そして次の日も週休三日につていろいろ考え、メールで案を送りましたが、その夜また「あれ?これ正社員切られてパートになるわけだけど私それで大丈夫なのか?」となり、「ちょっと待ってください私今頭おかしくなってるので、休みをもらってからもう一度考えてもいいですか?」と連絡しました。

すると上司は「もうおまえが何考えてるか分からないんだけど、結局休みたいってこと?」と。私は「いえ、連勤も残り2日だし、働きます。自分が飛び降りないように祈りながら。大丈夫です」と言いました。そう。自分が飛び降りないように祈ると言ったのです。そこで上司が急ブレーキ「おまえはもう働かせることはできないわ。とりあえず来月からはパートな。あと明日の夕方までのシフトブロックしたから二日間夕方から出勤しろ」とのこと。私は最初「わかりました」と言いましたが、次の日の朝「あれ?これ減給になったら私がここまで死ぬ気で働いたの水の泡なんじゃね?」と思い「大丈夫なので働きます!」と連絡すると、「おまえ飛び降りるって言ったんだぞ?無理に決まってんだろ」と言われました。上司はかなり冷静にものを言ってくれていましたが私が「だめだー」となってしまい、「私は第二の講師Aですね、はは」といいました。ここまでLINEでのやり取りだったんですが、そこで上司から電話があり、怒鳴られました。

「おまえ本気で言ってんのか?」と。私は自分が頭がおかしくなってるのもあははと笑ってごまかしながら休みまで我慢して調子を取り戻そうと思っていたのですが、そんなこと分かるはずもなく普通に怒られました。当然です。飛び降りるかも!なんて言うんですから。夜中に社労士に連絡して相談し、GMなんかとも深夜に相談しなければならなかった、それを「はは」じゃねえぞ、とのことでした。おっしゃるとおりです。でも、本気もクソも、私は正気じゃないんです今。

電話越しに泣きながら「もう疲れたんです」と言いました。「自分でも何をしているかわからないし、何を考えているかわからないんです。だから私にはどうにもできなんです」頭おかしいなりに、自分を冷静に分析しようとして、なるべく伝わるように言葉にしようとしていました。「おまえがいつ正気でいつ正気じゃないとかいつ俺らにわかんだよ。おまえ話が二転三転四転五転してるだろうが。自分中心に世界が回ってんじゃねーぞ。おまえに会社が振り回されてんだよ今。わかれよそんぐらい。みんな疲れてるよ。おまえの疲れなんか大したことねーよ。」と言われました。その通りです。とにかく泣きながら謝りました。私が悪い。私がおかしくなったのが悪い。期待にそえなくて申し訳ない。飛び降りないようにするなんて言わないどけばよかった。後悔しかしてない。ほんとうにすみませんでした。あなたにならなんでも言っていいと勘違いしていた私が悪い。でも私は戻って働く気でいました。そう伝えました。彼は社内で話し合ってまた連絡すると言いました。

 

 

 

私はその日、というか昨日なんですが、出勤前に朝から電話で怒鳴られたことがショックで、泣きながらぼーっとしていました。そこで気付いたんです。なにかがおかしいと。自分がどうして怒鳴られたのか全く理解ができていませんでした。そしてどこかで「これ私のせいじゃないな」と思い始めていました。そこで「これ私うつ病になってんじゃねーか」と気付きました。

 

ばたばたと手持ちの診断本を持ってきて症状を比較すると、重度のうつ病状態で即座に医療機関の受診が必要なレベルになっていました。

 

私はその時上司がそういうことを理解する人ではないと思っていて、さらにうつ状態の自分が怒鳴られた事実がすっかりトラウマになってしまっていて、彼に直接そのことを伝えるのではなく、彼の直下で働く人たちに「重度のうつ病になってると思うから明後日心療内科受診します」と伝えました。GMはそういうことに理解がある人で、とにかく目先のレッスンだけこなしてくれればいいから、スクールのことは気にしないで、まずは自分を大切にしてねと言ってくれました。泣きました。そのあと上司からも電話があり、診察結果また報告してとのことでした。そのあと社内チャットなんかでフォローするようにうわべだけの「ありがとう」をたくさんもらいました。全てがうわべだけに見えました。誰が何を言っても、きっとその裏に何かあるに違いないと思えて仕方ない。もう何も信じられなくなっていました。これが病気のせいなのかなんなのかすらわからない。

 

そんな感じで私は過労で壊れました。明日心療内科に行ってきます。

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

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