Phil Hardison

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ハーフだけど「日本人じゃないから」がん検診を断られた話

私はポーランド系アメリカ人(カウケイジャン)と日本人のハーフなんですが、先日がん検診を断られました。

私が予約しようとしたのは、がん検診と言っても、最近話題の血液だけでがんのリスク診断ができるAICSというものです。

高校時代から子宮と大腸を患っており、いい年にもなってきたので簡単ながん検診を受けようと思ったのですが、まさかこんな断り方をされるとは思っていませんでした。

以下が私が受け取った、病院からのメールです。

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何をよろしくすればいいんだよwwww

雑だわwwwwww

草しか生えません。

 

 

私は別に「純日本人のためにしか検診が作られていない」ということに対して怒っているわけではありません。そこは「さすがのファッキン日本クオリティー!すごい!徹底してる!」くらいにしか思っていません。

 

私が驚いたのは、この病院の対応です。

オンラインで予約をした際、名前の欄にはもちろん「ハーディソン フィル」と記入した訳なので私が純日本人でないことは一目瞭然です。便利!手間なしですぐ断れる!

純日本人ではないことが明瞭な私の名前ですが、そんな客相手でももっとちゃんとした対応があったのではないでしょうか。

 

まず、私の母が日本人であり、父がアメリカ人であるという事実の裏付けを取るべきです。そしてその裏付けを取った後で、どうしてAICSは純日本人しか受けることができないのかを説明する必要があったと思います。少なくとも「日本人を対象として開発された検査です。日本人以外は評価対象外となります」が説明として不十分なのは明らかです。

以前、DNA検査をしたことがあります。DNA検査キットを注文した際、「こちらのDNAキットは母方の遺伝子を辿るものでして、キット自体が日本人の遺伝子にしか反応しない製品となっております。もしお母様が日本人ではない場合、キットが反応しませんので確認の電話を差し上げました」という電話を受けたことがあります。幸い私の母は日本人なので問題なくDNA検査を受けることができました。

この研究所のように、もっと具体的な理由を説明してもらわないと、こちらは侮辱された気持ちにしかなりません。

 

 

そして疑問に思うのです。例えば田中太郎という人が予約をして、予約日の通りに来院し、見た目もただの日本人で、病院関係者は純日本人だと信じて疑わず、でも実際にこの田中太郎さんが白人とのハーフだった場合、いったい何が起きるのだろう、と。

検査をしてしまった後で、もしかしたら正常に検診結果が出ないなんてことがあるかもしれませんよね?

 

確かに日本では純日本人がマジョリティーであり、マジョリティーの需要を重視するのは資本主義社会として当然の姿だと思います。

けれど、もうそんな時代は終わりつつあってもいいのではないでしょうか。

日本という国が、先進国であるにもかかわらず、マイノリティーがまともに医療行為も受けられないような国なのが残念でなりません。

そしてこの病院のように心ない対応をする人が現実にいるということもとても残念です。

日本という国が「改善」することを祈るばかりです。

 

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