Phil Hardison

Phie Hardison

「生粋のクズがブログを書くとこうなる」というのがよく分かるブログを目指しています!

【北京→ロサンゼルス】エアチャイナ(無理ゲー)【2/2】

 

 

philhardison.hatenablog.com

 ↑の続きを、忘れないうちに書いておきたいと思います。

 

▼第5ダンジョン:北京首都国際空港(迷宮ダンジョン)

 

【ステージ1/トラップ1:ミスリード

さて、北京に着陸しますが、もちろん格安航空会社なので空港に直接はつけてくれないんです。そこでバスが二台用意されていまして、「日本からお越しの方はこちら」とバスに案内されました。いったいどんな振り分け方だ?と思って乗ると、国際旅客入国入口、らしきところに案内されます。体温がサーっと下がりました。「ワシ、大連で既に入国したんやけど・・・」

ここから私の空港内での長い旅が始まるのです。

 

【ステージ1/トラップ2:国内線】

「乗り換え」の標識に従って進んでいくと、私は今からロサンゼルスに向かうのに国内線に到着。「やった〜!先が思いやられるぞ〜!」と疲弊しながら時計を確認。乗り換えまでには1時間以上あるのでとりあえずのんびり行くことにします。

とりあえずインフォメーションで「国際線に行きたい」と伝えると、お姉さまが「何でここいんの?」みたいな顔で「あの赤の通路に入ってください」と教えてくれました。

赤の通路に向かうと、なにやら荷物検査らしきものが行われているのですが、スタッフが外している模様だしよく分からんので通過。エスカレーターで登っていると、他の客の荷物検査はしているのが見えました。私を見逃した時点で北京首都国際空港、隙だらけです。

さて、2階に到着したものの、国際線ではない模様。ここはどうも出口らしく、荷物検査が行われています。とにかくそこにいたセキュリティーのお姉さんに国際線はどこか尋ねると、英語が苦手らしく、それでも「上に上がって」と頑張って教えてくれました。私が「分かりました、ありがとう」と伝えると、胸をなでおろすポーズをしていました。可愛い。

 

【ステージ1/トラップ3:航空券】

さて、エスカレーターを登ると、また全く自分の位置が分からない場所に出てきます。ここまで「アイテムもクエストもミッションも消費してないけど、とりあえずレベル2のままレベル6のエリアに来れちゃった」みたいな感じです。

すぐそこにいたセキュリティーのお姉さまに「Eが国際線よ。そこを曲がって、向こうに歩いて行くといいわ」と教えていただきます。そうです、中国の空港ってセキュリティーがほとんど女性なんですありがとう!!

航空券の自動チェックや体温チェックなどの関門を通過し、「よし、とうとう国際線に辿り着くぞ!」と長い道のりもそろそろ終わることに感動しながら搭乗ゲートを把握するべく航空券を確認しました。

あれ・・・?ん・・・?えっと・・・おかしいな搭乗ゲートの欄が空欄だな。なんということでしょう。搭乗ゲートが未記載どころか航空会社も未記載です。すごい!雑!!

 

【ステージ1/トラップ4:そこに行ってもゲートはない】

とにかくお姉さまに言われたとおりに歩き進めると、なぜか駅に到着しました。言っている意味が分からないと思うんですけど、なぜか、駅に到着しました。

いったい私はどこに迷い込んでしまったんだ?と動揺していると、案内をしているお姉さまを発見!「Eに行けとは言われたが、航空券にゲートが書かれていなくて・・・」と相談すると、このお姉さまとても英語が上手で、なんとその場で無線を使い確認してくれました。好きです。

お姉さまは「あなたのゲートはE25です。このシャトルトレインに乗って、最後の駅で降りてくださいね」と丁寧に笑顔で教えてくれます。好きです。

お姉さまへの淡い恋心を胸に乗車、とうとう終着駅「国際線」に到着です。

 

【ステージ2:搭乗ゲート】

国際線駅で降りればもう無双モード、標識に従って歩けばいいだけです。

スリードをくらってから30分以上経ち、ようやく搭乗ゲートに到着です。

 

▼第6ダンジョン:機内

 

【ステージ1:座席】

私は乗り込むや否や驚きます。福岡から乗った機体とは雲泥の差、シートも綺麗だし、席ひとつひとつに画面がついています。なるほどUNITEDとのコードシェア便、いきなり機体のクオリティーが上がりました。

窓際の席に座って待っていますが、離陸前になっても隣二席が空いたままです。これは相当ついてるんじゃないか!?と思っていると若い女の子が通路側の席に座りました。でも、隣の席が空いたままです。

そしてそのまま離陸。来ました。最高です。ゆっくり寝れます。嬉しい。

 

【ステージ2:食事】

さて、一撃で眠りについた私ですが、ご飯の時間には目がさめます。

CA「ビーフ オア ダック?

私「(ダ、ダック!?)ダック プリーズ」

北京ダックだとォォォオオ!?私は恐れおののきます。見た目も美味しそうだし、なんと言ってもひじきがついてきた!

私は嬉々としてひじきに飛び付きます。

まっず

ひじきってまずくなるんだ・・・と、ダックに手をつけます。

一口目、なんだこの味?

二口目、よくわかんないな・・・

三口目、まっず

口から吐き出して食事終了です。

 

【ステージ3:暇つぶし】

何時間で向こうにつくのかもそのアプリが機内で使えないようになっていたので分からず、とにかく数独をして時間を潰します。数独に飽きると、シリーズを1作も見てないのにワイルド・スピード7を見て暇を潰します。すごく車を壊す映画なんだなと思いました。あとはとにかく寝ます。飯も時間を潰すチャンスではありますが、ダックのトラウマから立ち直れず、お断りしました。

機内で寝たり数独したりしながら15時間ほど、ようやくロサンゼルスに到着です。

 

【ステージ4:荷物受け取り】

トランスポートが失敗しているかもしれないとドギマギしましたが、わりと早い段階で流れてきてくれました。これでエアチャイナともおさらば、無理ゲーもコンプリです

 

ああ!!!!もう一生使いたくねえけど帰りもエアチャイナだわ!!!!やったね!!

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