セクハラは女も悪い説
巷に蔓延る「セクハラは女も悪い」説。
女性として私がセクハラをどう見ているかを主観で書いていきたいと思います。
▼困ったフリをする女
ぶっちゃけこういう女が一番だるいし迷惑です。「どうしよ~男に絡まれちゃって困る~誰か助けて~」みたいな空気を出して、別の知らない男が助けに来てくれるのを待ってるパターンか、困った感じを演出しつつ実際はちやほやされるのが嬉しい奴です。
これで女性の私が助けに行くと本当に困った顔されます。顔に書いてるで。「あ、いや別におまえに助けに来てほしかった訳ではない」って。
こういう女がいると、いつまでたっても「いやよいやよも好きのうち」って考える男が減りません。だって実際にこういう女にとってはいやよいやよも好きのうちなんだもん。
一番困るのは、こういう女性と接した男性が「女はみんなこうだ」と思い込んでしまうことでしょう。だから「セクハラとか言ってるけどヘラヘラしてやだやだ~っつって実際誘ってるのはそっちだろ」とかいう意味分かんねえ理論を全女性に振りかざすタイプの男が出てきてしまうのかなと勝手に予想しております。
▼酔う女
酔っぱらった女を持ち帰るパターンもあると思いますが、酔っぱらってる女性が必ずしも持ち帰られたくて酔っぱらっているわけではありません。しかし、確かに持ち帰られたくて酔っぱらっている女性もいます。
なんにせよ、泥酔状態で意識が朦朧としている女性を持ち帰ってセックスするのはレイプと変わりません。いくら女性がヘラヘラしていても、女性が後で「泥酔していたところを無理やり連れて帰られてレイプされた」と言ったら男性もおしまいでしょう。
セックスに誘うならちゃんとほろ酔い程度で、ちゃんとセックスに意欲がある女性に目をつけてほしいものです。
そして、「酔っぱらってる女が悪い」とおっしゃる男性のみなさん。どう考えても酔っぱらった女をあえて狙って持ち帰るお前が気持ち悪いから。ただヤりたいだけなら正攻法で戦え。はい次。
▼触る男
立ち飲み屋なんかで隣に座ったオッサンたちと仲良くしゃべっていたら手を握ってきてドン引き、といったことを経験された女性の方、少なくないのではないでしょうか。手を握るという行為に限らず、腕や脚を触られたり、頭をなでられたり、ぶっちゃけ気持ち悪い以外の感情ありませんよね?私はそれ以外の感情ないです。
こういう場合はどう考えても触る男が悪いです。別にこっちは「触っていいですよ」と言っている訳じゃないし、許可を得ずに体を触るなんてもってのほかです。
「飲み屋で盛り上がってその気にさせた女が悪い」とおっしゃるみなさん。勝手にその気になってんのお前だけだから。はい次。
▼セクハラする女
胸を揉むのって女性の間でよしとされてる感じあるかと思うんですが、たとえ女性同士でもやっぱり初対面の女性の胸をわし掴みにするのは頭がおかしいかなと思います。
「胸を触ってもよろしいでしょうか?」と一言聞くだけです。簡単です。そして重要なのは触られたくない方の対応、「あ、すいませんそういうの無理な感じでやってます」ってはっきり伝えましょう。
あと男性の体を容赦なしにベタベタ触る女性もいますが、女性だったら何やっても許されるという訳ではありません。男性だって触られていやな人はいやだと思うので、やっぱりちゃんと「胸筋を触ってもよろしいでしょうか」と尋ねた方がいいと思います。
▼セクハラされる男
セクハラは女性だけがされるものではありません。私は男性ではないので彼らの代わりにどれだけ触られるのがいやか、といった話などはできませんが、個人的には男性でもセクハラはされるという認識でいます。
そして、セクハラされる側が悪い場合なんてのは一切ありません。男性であれ女性であれ、セクハラ被害者は被害者で、加害者が絶対に悪いです。
男性だからセクハラされても文句言えない、男性相手だったらセクハラしていい、なんてのは時代遅れかと個人的には思っております。体に触れることで相手がいやな思いをしたら何をやってもアウトかと思います。
▼やめてと言えない人たち
勇気がいるのも分かりますが、「なにこいつ?って思われるのがこわい」「空気を乱しそうでこわい」と思ってしまってなかなか言い出せない方もいるかと思います。ただ、「ごめんけど触られるのとか無理なんだよね」といった言葉に対して「なにこいつ?」「ただのノリじゃんw」なんて言ってくる連中はあなたの本当の友達ではありません。あなたのことを全く尊重していないくせに、自分の意思だけは尊重されるべきだと思っているパッパラパーです。自分を傷つける相手にわざわざ時間を割いてあげることなんてありません。そんな人たちはあなたの本当の友達にはなりえないし、社会人としても全く信用できないと思うので、さっさと関係を断っていいと思います。
▼おわりに
以上が私が個人的にセクハラに対して感じていることです。女性でも男性でも、いやなことはいやだと言っていいんです。最終的にあなた自身を守れるのはあなただけです。あなたを傷つけようとする人たちを切り捨てていく勇気を一度でいいので出してみませんか?一度はっきり言ってみると案外簡単だったりします。そして何度も言いますが、覚えておいてください。あなたを傷つける人は、あなたに必要のない人です。
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YouTubeから「おまえに金はやらない」宣告が来た
ご無沙汰しております私です。
さて、先ほどYouTubeさんよりメールが来ましたので、まずはその内容をご覧ください。
簡単に言えば「収益プログラムのやり方変えるから、2月20日までにチャンネル登録者1000人と総再生時間4000時間超えなかったらおまえのチャンネルの収益機能全部使えなくするから」という内容です。
マジかい。
しかし、そもそもYouTubeは私にとってめんどくさい質問をされたときに予め投稿しておいた回答を人に見せるもの、そしてメンタルトイレとしてしか使ってこなかったので、逆に「2月20日までにその基準突破すれば金になんの!?」という気持ちでございます。
(メンタルトイレについては以下の記事をご覧ください。)
ということで、私のチャンネルでは新たに「秘密の暗号」なるものをおこなおうと思います。英語ではSecret Signとでも言っておきます。
内容は、私のチャンネルのコメント欄に「動画の中でイェーガー飲んで」「動画の中でNutella食べて」「動画の中でカレー食って」「動画の中でフランス語しゃべって」とかとにかくそういうコメントをいただき次第、次の動画で実際にそれをやります。
ちなみにこちらの動画は架空請求業者に電話して津軽海峡冬景色を歌って48万円をチャラにしてもらう動画なのですが、この動画の中で何度かNutellaを食べているのはまさに秘密の暗号です。アメリカ在住の友人が「動画のNutella食べて!」と言ってきたので実行しました。
この他にももし言ってほしいこと、やってほしいことがあればYouTubeのコメント欄に書いていただければできるものから実行していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
あ、あとどうでもいいけどPhil HardisonからPhie Hardisonに改名いたしましたがメールアドレスはまだそのまま(めんどくさい)なのでご連絡いただく際はご注意ください。
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自分の人生を生きるのは難しい
こんにちは私です。
アイキャッチ画像に使えそうな画像が無かったので加工バキバキの私でも置いておきます。
見よこの加工力を。
さて、ここからが本題だ。
自分の人生を生きたいように生きられない。そうずっと思ってきた。何も楽しいことがない。何もしたいことがない。
FacebookやInstagramではみんなが世界中を旅行し、奇抜な洋服を着て、素敵なメイクをして、おいしい食べ物を食べて、フェス行って、ビッグネームのDJがゲストにやってくるイベントに遊びに行って、それで生計を立てているように見える。
自分が『楽して稼げる方法』なんて検索したからか、SNSやウェブサイトを開けば『簡単に月収50万円!』のような胡散臭い広告ばかりが流れてくる。ブログを読んでいても、ニュースを読んでいても、Facebookを見ていても、Instagramストーリーを見ていてもそうだ。ちなみにこういった広告の『楽して稼げる』は信用していないので、この類の広告を見るたびに騙される人たちがいるかと思うと、まるで戦場で崩れ落ちていく同士を見るかのように勝手に胸を痛める。
私は仕事を3つ掛け持ちしている。宿泊系のオンラインカスタマーサービスと、英会話講師と、スポーツバーでのスタッフだ。高校教師として働いたり、大学職員として働いたりしたが、自分が思ったことを発信できないという拘束感にどうしても耐えられなくて、今のワークスタイルになった。
どうして教員や職員では自分が思ったことが発信できないと思ったのか。それは特定の学校で教師や職員として働いている人だけではなく、フルタイムでどこかで仕事をしている人なら分かる感覚ではなかろうか。インターネットで何かを発信する以上、身バレは覚悟しなければならない。特定班の恐ろしさは小中学生のころからずっと見てきた。
自分はよくても、自分の職場には迷惑をかけられないというのが私にとって一番の負担だったのだ。
今はフリーター状態で、どの職場の人間も私がインターネットで何かを発信することに対して全く抵抗がないどころか楽しんでいる人たちすらいる。だから、自分の人生を楽しみたい、という欲を満たすためだと考えれば、今の選択は間違っていないと信じたい。
ただ、高校教師を辞めてから23歳にして苗字を英語のもの(父の苗字)から日本のもの(母の苗字)に変え、やっと普通に生きられるようになり、初めて日本の苗字で仕事をして、更に24で仕事を辞めて今のワークスタイルになり、あまりにも制限の無い状態に自分自身も戸惑っているのかもしれない。
そんな中ずっと続けているこのブログは、それこそ自分が思っていることを発信するツールだ。ちなみに、書き出さなければ自分の中に鬱憤が溜まってしまうのでその捌け口でしかない。最初は身内向けに、実験的に始めた。けれど、ものの数記事書いたところでとある記事が大炎上してしまい、Google Adsenseの審査に即日通過。ここからブログはメンタルトイレだけではなくお小遣い稼ぎの場にもなった。
メンタルウンコをブログとして排泄すると、それが金になるのだ。ウンコが、金になるのだ。とんでもない世の中になったものだ。
私のもうひとつのメンタルトイレがYouTubeだ。YouTubeはブログよりもかなりパーソナルで、自分のことばかりを話している。ブログが社会への鬱憤用メンタルトイレだとしたら、YouTubeは自分の人生への鬱憤用メンタルトイレだ。
そう、あくまで私がやっていることは精神的な排泄行為でしかない。すっきりしても、別に楽しくないのだ。
人生を生きるのは難しい。
仲間とゲロを吐くまで飲んで騒いで腹がよじれるほど笑いまくったり、ひとりで海外旅行に行ってみたりするのは確かに楽しい。その間は何も考えなくていいし、不安に押しつぶされることもないから楽だ。けれど、その楽しさだけでは満足しきれなくなってしまった。
何をしても物足りなく感じる。飯を食っているだけで、歩いているだけで、「私なにやってんだろ」という気分になる。ほぼ毎日。
何かが猛烈に足りていないのは確かなのに、何が足りていないのかが分からない。この悪質なジレンマに長いこと苛まれている。
私は馬鹿をやっている人たちを見るのが好きだ。正直、私が普段中毒のように見ている動画を紹介してしまったら、今以上に私に幻滅する人たちがたくさん出てきてしまうだろう。ぜひ幻滅してくれ。これらが私好みの動画だ。
そう、私はこういった動画を見てはにやにやして一日を終えてしまう。Silly Simon ChallengeやYou won't do that、Floor is on lavaなどのChallengeシリーズを見るのも好きだ。
じゃあこの人たちと同じことをすればいいのか?ベロベロに酔っ払ってゲームセンターで暴れる?いや、公共の場所で周囲の人に迷惑をかけるようなことはしたくない。じゃあUberドライバーになってオタクの格好をしてラップでもキメるか?いやそもそも福岡Uberねーし(頼むからUber福岡に来てくれ)。 じゃあ低画質で90年代風の風刺動画でも撮るか?いや私にそんなセンスはない。
そう、私が好きで見ている人たちのやることを、私はできない。というかやろうと思わない。私が彼らの馬鹿騒ぎを愛してやまないのは、きっと彼らのすることは私がしないことだからだろう。彼らが面白いのは、私の想像を超えることをやってのけるからだ。
つまり、彼らと同じことを私がしても、私が楽しいと思えるかは別問題なのだ。
色々考えてみても、やはり人生を楽しく過ごす方法は見つからない。ただの人生を生きることに問題は無くても、自分の生きたい人生を生きるのは難しい。
じゃあ死ねば?
死ぬ勇気があれば今こんなダラダラとこんなくだらないことは書いちゃいない。
自分の生きたい人生を生きるのは難しい。自分が楽しめる何かを見つけられるまでしばらく時間がかかりそうだ。着々と老いてくことへの恐怖に抗いながらにはなるが、自分の為にも何かが見つけるしかない。
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第75回ゴールデングローブ賞で黒いドレスを着なかった三人
先日おこなわれたゴールデングローブ賞のレッドカーペットでは、女性のみならず男性も黒を身にまとった。
ハリウッドで映画プロデューサーのHarvey Weinsteinによる長年のセクシャルハラスメントが暴かれ、SNS上で#metooという大きな動きが起きた。それを経て、今回ゴールデングローブ賞ではTime's Up Campaignとして参加者は全員黒の衣装を身に着けることとなったのが今回の事のいきさつである。
大物司会者のOprah Winfreyは「女性が虐げられる時は終わった」とスピーチをし、女性のみならず男性も男女平等を掲げてハリウッドの関係者たちが一致団結した。第75回目にして初めての出来事だ。
しかし、この流れの中でよくない目の引き方をしてしまった三人の女性参加者がいる。
▼Blanca Blanco
Blanca Blancoはその一人だ。
ひときわ目立つ赤のドレスは、SNSのユーザーより「売春婦のようだ」「どうしてこのタイミングでそのドレスを着ようと思ったんだ?」など批判が集まる一方、「黒いドレスを着なかったというだけで批判の的にされることこそおかしい」とする声も上がり、賛否両論となった。
Idk who Blanca blanco is but she's cancelled
— malina (@_malsstyles) 2018年1月8日
Blanca Blanco doesn't necessarily have to conform to the #WhyWeWearBlack dress code, yet to show up in a gown that's not only bright red but extremely skimpy seems like a crass f*ck-you to the whole movement.
— Patty Taboada (@pattymanuelle) 2018年1月8日
Why are people shaming #BlancaBlanco for wearing something? I thought the point of the #MeToo movement is accepting that women are allowed to make their own choices and wear what they feel comfortable in. She could have worn black but chose something else.
— Randi (@Unit06) 2018年1月8日
本人は「赤は情熱の赤。黒のドレスを着て参加したみなさんのことは尊敬しているし、キャンペーン自体もとても素晴らしいと思うわ。女性が蔑まれている現状を打開しようという動きは私の赤のドレスなんかよりもずっと重いはずよ」とコメントしている。
▼Barbara Meier
ドイツのモデルオーディション番組『Germany's Next Top Model Season 2』で優勝したことで知られるBarbara Meierも黒のドレスを着なかったひとりだ。
彼女はゴールデングローブ賞が始まる前に自身のインスタグラムを更新し、「この運動は素晴らしいと思います。けれど、強い女性たちが立ち上がろうとする運動で個性が取り上げられたりセクシーな衣装を着るべきでないとされるのは間違いだと思います。もし男性たちのせいでセクシーな衣装を着れなかったり、個性を消されるようなことがあるのであれば、それこそ後退になってしまうと思うのです」とコメントした。
TwitterやInstagramでは、Blanca Blancoと同じく売名行為を疑う声が大きく上がっている。
▼Meher Tatna
残る一人はハリウッド外国人映画記者協会のメンバーでありムンバイ生まれのジャーナリストであるMeher Tatnaだ。彼女はこう語っている。
「母とずっと前から衣装について計画していたの。これは文化的なことよ。私たちはお祝い事の時に黒は着ないの。私はTime's Upのピンバッジをここにつけているし、この運動には賛同しているわ」
個性を主張することの大切さと文化の尊重が、団結力と天秤にかけられた今回。この三人の決断は賛否両論を呼ぶ結果となった。
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NetflixのBRIGHT(ブライト)の感想・レビュー
年末にNetflixが「年末年始はブライト!」と全力で売り出したWill Smith(ウィル スミス)主演のNetflixオリジナル作品BRIGHT。駄作っぽい雰囲気がtrailer(予告)からビシビシ出ていたので見るかかなり迷っていたのですが、風邪をこじらせて仕事を休んだので見てみました。
ちなみにtrailerがこちら。
もうなんか字幕見てるだけで、魔法の杖がどうのこうのとか魔法が禁じられててどうのこうのとか言ってて嫌な予感しかしない。なんでか分かんなけど全然おもしろくなさそう。しかも「あーこれあれだわ〜。オークとかエルフとか別の種族を出すことで今世界中でおこなわれている人種差別がどれだけ愚かかというメッセージを伝えるやつだわ〜」っていうのがもうめちゃくちゃ露骨。あまりに色んな事が露骨すぎてどんどん興味を失いながら見始めました。
LAで警官として働くウォード(ウィル スミス)は妻と子どもと3人で暮らしていた。種族差別の根絶を掲げるLAPD(LA警察)によって、LAPD初のオーク族の警官ニックと組まされることになったウォードは近所や警察署内でも変わり者として扱われるが、オークと組むことはウォードが望んだことではなかった・・・。
という感じで案の定「オークはうすのろで頭が悪い」「エルフは優秀で金持ち」「人間はその中間の労働階級」という種族差別から物語がスタートするのですが、オークの警官ニックがあまりにも純粋で健気で一生懸命で、開始10分くらいで泣きそうになりました。そして開始20分くらいでなんか胸が痛くて普通に泣きました(笑)
オークの警官ニックは前に書きましたとおり、とっても純粋で健気で、一般的なオークの凶暴で悪いイメージとは程遠い人柄。それなのにニックはオーク族だというだけで、警察署内ですら差別されてしまいます。何も悪いことなんてしていないのに、歩くだけで暴言を吐かれる。それに対して怒ることもなく、言い返すこともなく、ただ我慢して受け流すニック。そしてそんな彼を同僚ほどとまでは行かずとも蔑むウォード。
そんな二人がある銃撃現場に駆けつけ、現場で無数の死体とワンド(杖)を見つけてしまうことから物語は展開していきます。
ネタバレになってしまうかもしれませんが、敵エルフになんとNoomi Rapaceが!あのミレニアムシリーズ、そしてシャーロックホームズにも出ていたスウェーデン出身の女優さんです。
Trailerで全然気付かなかった・・・。
ちなみにアクションもそこそこ楽しめますし、くすりと笑えるコメディ要素もあって、感動要素もあって、全く期待していなかっただけに意外と楽しめた一作品でした。
Palm Springs(LA郊外にある避暑地)を楽園と訳すなど、相変わらず「?」な訳は散見されたのでちゃんと英語で何言ってるかを聞くのをおすすめします(笑)
ただ、「最高の作品!」と言えるかというとそうではないので、本当に暇な時に見るのをおすすめします。
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ブラックフェイスは人種差別ではないのか
録画したガキ使見てたら浜田さんがブラックフェイスしてて一発で笑えなくなった。そんでツイッターで検索かけたら「こんなことで人種差別とか言ってる奴過剰反応だし馬鹿だろ」とか言ってる本当にやばい連中がいっぱいいて頭抱えてる。これだから日本人って世界から見放されるんだよな😰
— ハーディソン (@phil_hardison) 2018年1月1日
ブラックフェイスの何が悪いのか分からないのが仕方ない日本😰誰も教えてくれないもんね😰自分以外の人種の容姿を真似しようとするのはどういう意図であれディスリスペクトだと捉えられるし、普通はそんな恥ずかしいことできない。他人種を本当に尊重していたらマネなんかしないよねって話。
— ハーディソン (@phil_hardison) 2018年1月1日
例えば父親にレイプされた人に幸せな家庭に育った人がそれを知らないで「子どもを愛さない親なんていないんだから親嫌いなんて言っちゃダメ!」とか言うのすごく残酷だと思わない?けどその人の過去を知れば絶対にそんなこと言えないよね?ブラックフェイスも彼らの過去を軽視してることになるんだなあ
— ハーディソン (@phil_hardison) 2018年1月1日
録画した年末のガキ使を見ていて「ひいい」と思ったのでツイートした言葉が、えげつない勢いで拡散されてしまい、ブラックフェイスなんて何も関係ない私個人への誹謗中傷まで受けたりしてなんだかおもしろいことになった2018年のお正月。
まずはこのツイートをした理由から説明させてください。
▼ツイートをした理由
ダウンタウン浜田さんがブラックフェイスをして出てきた時、私はなんというか、びっくりしたといいますか、焦ったといいますか、とっても不思議な感覚に陥りました。「目の前で何かまずいことが起きている」と感じました。
例えるなら、幸せな結婚生活を送っているAさんが、Bさんが泥沼離婚調停中だということを知らずに突然「にしても結婚生活ってほんとしあわせ~♡」と言っているのを目の前で聞いているかのような強力な気まずさや焦燥感でしょうか。「頼む~!それ以上言わんでくれ~!」という感覚はかなり似ているかなと思います。
そこで、ツイッターで検索をかけると「これはレイシズムではないだろ」という意見がちらほらあったのでこれまた驚いてしまいました。こんなことを日本人が言ってたらまた私が怒られる・・・、と率直に思いました。
どういうことかといいますと、私はアメリカ人(白人)と日本人のハーフだということもあって、カリフォルニアに在住している頃からよく日本人のあれがダメ、これがダメ、ということを世界中からやってきた外国人の友人から聞かされていました。内容は「なんで日本人って私たちの前で日本語で会話するの?すっごく失礼じゃない?みんなそうじゃないとは思うけど、ああいうのよくないわ」「日本人ってなんでへらへらしてるだけで自分の意見ちゃんと言わないの?意思とか持ってんの?突っ立ってるだけで薄っぺらい話の時にしか入ってこれない人多すぎない?」「私の日本語が流暢すぎて電話越しでは外国人ってわからなかったみたいだけど、不動産屋に行ったらガイジンは銃持ち込むとか何するかわからないから貸す部屋は無いって言われたんだけどなんなの?もう5軒目なんだけど」「全くしゃべったことのない赤の他人なのに大きいね!とか言ってくる日本人なんなの?めちゃくちゃ失礼なんだけど。日本ではオーケーなんだろうけどそのテンションで来られても」などなど書ききれないくらい文句を言われてきました。それに対して私は「そうだよねえ・・・私も彼らが考えていることはわからないことも多いし、実際にそういう文化ってだけってこともあるけど、my people(日本人)がいやな気分にさせてごめんね・・・」とよく謝っています。たぶん彼らも私が半分アメリカ人で私自身日本人から人種差別を受けてきた身だということを知っているので言いやすいのだと思います。(もちろん日本のこういうところがクールだね、日本人のこういうところがいいね、ということも言われます・・・稀に・・・)
なので、今回の一件も「はー、また怒られるやつだ・・・」と思いました。
今回のブラックフェイスの問題に限らず、これまで伊藤詩織さんの件や、神戸製鋼、三菱マテリアル、東レのデータ偽装問題、高校が生徒の生まれつき明るい髪を無理やり黒染めさせていたことなど、「おまえらなんなの?」と言われても仕方がないことが続いていて、New York TimesやBBCから批判されていただけに、「また日本人が世界に見放されていくなあ」と思った次第です。
この一言に激昂した人がかなり多かったので、一応説明させていただきました。
※「日本人が〜」とか言ってる時点でそれも差別だろというみなさん・・・じゃああなたは「◯◯人ってこうだよな」「ハーフってああだよな」「ガイジンはそうだから」のようなことを言ったこと、人生で一度も無いと言い切れますか・・・?日本人が全員そう、外国人が全員そう、◯◯人が全員そう、ハーフが全員そう・・・そんなこと絶対に、絶対にありえません。はっきりとそう言い切れます。ここで言われる「日本人」というのは私の外国人の友人知人や私が実際にエンカウントした日本人のことであって、日本人全員をさす訳ではありません。ただ、こうして実際に日本から出た時に失礼なことをする日本人がいたり、日本にやってきた外国人に対して失礼なことをする日本人が実際にいる、というだけの話です。
▼どうしてブラックフェイスがまずいと思うのか
話を戻しますが、どうして私はブラックフェイスを見て強烈な気まずさや焦燥感を覚えたのか。実はかなり感覚的で、説明がとても難しいです。ただ反射的に「あやばいこれレイシストだやばい」と思いました。自分が黒人奴隷の歴史を大学で勉強して、人種差別に関する卒論を書いて、自分自身が人種差別をされてきて、カリフォルニアという多様性のある空間で生活したことがあって、実際にブラックフェイスを嫌がる黒人の友人を知っていて、これがタブーだとされる環境で育ってきた、というのが私の反応のバックグラウンドにあるのではないかと思います。
本当に単純で、ブラックフェイスを見て不快に思う人がいると知っていながら「はっwうけるw」とはならない、というだけの話でもあります。
▼そもそも私はブラックフェイスを語ってはならない
たくさんいただいた質問のほとんどは、私が黒人でないと答えることができないものでした。当然ながら私は黒人として差別された経験がないため、彼らの悲しみや怒りそのものが分かる訳ではありません。むしろ、彼らの気持ちをすべて分かった気になって勝手に代弁することこそ無礼だと思います。なので「私はこう思います」「私はこう育ちました」「こういう動画がありますよ」と言うことしかできない訳です。
▼過敏に人種差別に反応すること自体が人種差別的だという意見
信じられないかもしれませんが、私はこれに強く同意しています。大学時代に人種差別について学んでいたその時からです。ハーフとして日本に生まれてしまったがために、普通の人として生きることを許されていない私からすれば、肌の色やルーツで私自身を判断されないことほど幸せなことはありません。なので、実際に第三者が特に何も意識していない人たちに対して過敏に人種差別を糾弾することで人種差別が助長されることもあると思いますし、そう主張する人たちが言うように肌の色でどうこうとかいう低レベルの話はしてない、という人たちの存在は今後人種差別をなくしていく上で重要な存在だと思います。けれど、だからと言って誰かが不快だと言っていることを進んでやることもないと思うのです。
私はアメリカ人と日本人のハーフで、日本に生まれ育ちました。だからこそ今でも日本で人種差別的扱いを受けます。銀行に行けばパスポートを要求され、病院に行けば「外人の方にはできない検査なので」と検査を断られ、仕事の面接に『日本生まれ日本育ち日本国籍で第一言語は日本語の日本人です』とわざわざ備考欄に書いた履歴書を持っていくと「履歴書見ましたが、日本人で間違いないですか?」と聞かれ、日本人なのにガイジン扱いされるという類の差別をずっと受けています。だからこそ「ハーフいいな~」「やっぱガイジンって違うね」なんてことを言われると不快です。そして「そういうことは不快だから言わないで」と言うと「おまえの過去なんか知らねえよ」「ただの会話の糸口だろ」と言われてしまう。自分の好奇心を満たしたいだけの人たちや、自分だけが良ければいい人たちによって私はずっと傷つけられてきました。
差別の種類や重みは違いますが、自分にもそういう経験がある以上、人種に関して「言われたくない」「されたくない」と誰かが表明していることを誰かが無理やりしているのを見て「いいじゃん」とは言えないのです。
そして何より、ブラックフェイスを差別か差別じゃないかを決めるのは、黒人の人たちであり、私たちではないと思います。繰り返しになりますが、単純に、私は人がいやがることをわざわざしようと思いません。
▼なんでもかんでも人種差別にすんな、という人たちへ
人種差別ジョーク、実は私大好物なんです。身内ではバシバシに人種差別ジョークを炸裂させています。しょっちゅう「ごめんよく見えないわ」と言っていますし、身内の会話ではJワードやNワードが飛び交っています。
でも、これってあくまで本当に面白いから、そして身内ネタの範囲だから許されるんですよね。今回の場合は、ただ顔を黒く塗ってエディーマーフィーになりました~アメリカンポリスだから~・・・これ何が面白かったんでしょう・・・?わからない・・・深みのない人種差別ジョークをしてしまうのは危険ですし、なんにせよテレビ局がやるにはあまりに薄っぺらで笑えないジョークだったと思います。これが本当に面白かったら、結果はもっと変わっていたかもしれませんが、多くの日本人に人種差別についての知識や経験が無い以上、やはりテレビ局がやること自体が誤りだったと思います。
▼黒人の友人たちに聞いてみた
先に述べている通り、私が彼らの代わりに語ることはできないので、黒人の友人たちに「ガキ使のブラックフェイス見てどう思った?」と聞いてみました。
- A
「ただただイタい。それだけ」
- B
「リアルタイムで見ていたんですが、なんなんこれふざけてんの?と思いました。とんでもないですよ。肌の色はコスチュームじゃないですから。けれど、それも仕方ないことだとも思います。なぜなら日本はアメリカではないからです。差別の歴史がないので、これを企画した人たちには悪意がありません。なんにせよ一番大事なのはそれがどういった意図で行われたかということですね。
日本には差別がない、日本人は悪いことをしない、という意見を持っている人が日本には多いですね。この件は、そのような人たちの学ぶ機会になると思います。もし他の人の考え方を学ぶと、レイシズムじゃない!と言っている人たちも理解できるかも。怒らないで反応するのが一番いいと思います。
学ぶことすらしようとしない人には怒りを覚えます。僕の仕事は5歳児から15歳までの子供に教えることだけど、彼らは初めて僕を見たときに『髪触らせて』とか『なんで肌がこんなに黒いの?』と何回も聞いてきます。けれど、そこから僕が外国人との交流の仕方を教えてあげられます。
大人が凝り固まった態度でいるなら、それ以上できることはないと思います。彼らの人生においてもその姿勢はよいものではないですね。
ほとんどの日本人が海外で差別された経験を持たないので、差別される気持ちが分かりません。もちろん差別される経験があることがいいという訳ではないけどね。難しいね。
日本の97%が日本人でも、世界の97%が日本人という訳ではない。たくさんの経験をした、たくさんの人たちがいます。私たちは同じ人間で、みんな幸せや悲しみ、怒りを感じます。お互いのことを理解しようとすることは、みんなのためにもいいことなのではないでしょうか」
- C
「レイシズムは笑えるんだよ、誰かが傷つくまではね。誰かが不快だと言えばやめればいい。人が傷つけばもう笑えないからね。簡単なことだよ」
- D
「かなりきわどいけど、アレックスフォーリー(エディーマーフィー)のコスプレだと思ってやったみたいだから、大きな問題だとは思わないな。ぶかぶかの服にドゥーラグかぶって『Yoビッチ、俺様は黒人だぜ』ってやったんなら話は別だけど。
節度を保って、かつ今回みたいに実際の人物を真似しようとしたなら大丈夫だよ。まあただ俺は画像を見ただけだからどれぐらいひどいのかが分からないからなんとも言えないんだけどね。
Dear White Peopleっていう映画があって、それでブラックパーティーってやつをやってるんだけど、ああいうのはアウトだよ。
一線を超えてる。コメディーでもなんでもない、ただのレイシズムだね」
- E(黒人-アメリカ人と日本人のハーフ)
「うーん、それが面白かったら俺は別に気にしないけど、普通9割が面白くないよね(笑)
映画Tropic Thunderはマジ傑作だったけど、その他でブラックフェイスしてんの見るとだいたい呆れちゃうね。
どう感じるかは人それぞれだと思うよ。俺の友達の中にはブチギレる連中が確実にいると思うけどね(笑)
黒人を本当に完コピして『はは、確かに俺たちそういう風にもの言うわw』とか『そういう喋り方とか仕草する奴知ってるわw』とか思わせるレベルに仕上げるならいいけど、ただ見た目を似せたいだけなら消え失せろって感じかな」
こういった具合で、完全に意見が別れてしまいました。
ちなみにこちらの動画ではBuzzFeedのスタッフたちがブラックフェイスを強く否定していて、ハフィントンポストが2015年におこなった調査では白人のアメリカ人52%が問題ないと答え、黒人のアメリカ人55%が容認できないと答えたとあります。
更に、日本に住む作家の黒人男性も今回の件でハフィントンポストの取材を受けています。
▼意識調査してみた
私もツイッターで調査をしてみましたが、ブラックフェイスをレイシズムと思うか思わないかというアンケートではほぼ50/50という結果が出ました。
【拡散・ご協力いただけると嬉しいです】
— ハーディソン (@phil_hardison) 2018年1月3日
興味があるのでお伺いします。
ブラックフェイスは人種差別?それとも過剰反応?
Is doing blackface in Japan racist or not?
これだけきれいに分かれてしまうといよいよどうしていいかわからない、という人もいるのではないでしょうか?
けれど重要なのは、黒人の人々の中には実際にブラックフェイスを容認できないとしている人たちがいるという事実かと思います。
▼史実
あまり私の口からは語りたくないところなので、映画Roots、Mississippi Burning、Freedom Writersなどを見ることをおすすめします。
▼おわりに
今回これをツイートすることで、みんな「またイタいババアがキャンキャン言ってるわ」と思ったことかと思います(まだ25歳ですけどね!)。けれど、私にとっては日本人の人たちがブラックフェイスをどうとらえているのか、人種差別をどうとらえているのかを知れるいい機会になりました。ただ、ブラックフェイス関係なく私個人の誹謗中傷を送ってきた人たちに対しては何がしたかったのか疑問しか残りませんが・・・(笑)
こうして「それは人種差別だよ、よくないよ」と言うことで「人種差別っつってるてめーの方がもっと人種差別脳だろうが!」というお返事をいただいて初めて、なるほどそう考えてくれる人もちゃんといるのか!と気づけました。
ただ一方で、「自分さえよければいい」という人たちの多さも目につきました。「自分さえ笑えれば誰が傷ついてもいい」「傷つくのは傷ついてる奴が悪い」「おまえらの過去なんか知らねえわこっちにそれを押し付けんな」といった、不快感を表している人たちの過去や歴史を侮蔑するような人たちが一定数いることも知れたのでまたひとつ成長できたと勝手に思っております。
私に暴言を吐き続けてくれた人たちがいたおかげで、この記事を書くこともできました。ありがとうございます。
それでは、この記事をもって私からのこのお話は終わりにさせていただきます。あとはご自由に調べるなり議論するなりしてください。(すみません、私はもう疲れました)
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【ドバイ4日目】世界一高いタワーで運命の出会いからのイケメンとデート
最終回です!
長かった!
はよ終われ!
ということでちゃっちゃと始めます。
ちなみに前回の記事はこちら。
▼ドバイモール
お昼頃にホテルからUberでドバイモールへ。(Uberを知らない方はこのシリーズを最初から読んでくださいごめんなさい)
地図の赤の部分がダウンタウンなのですが、ここにありますドバイモール、とにかくでかい。
福岡天神そのものくらい広い。天神がまるごとモールになったみたいな感じです。
買い物はここだけですると決めて、JBRなんかで余計な物を買わないようにした方がよいでしょう。とりあえずショップなら何でもあります。Sephoraなどのメイクアップショップ、H&MやForever 21などのファストファッションショップ、Armani等の高級ブランド、電化製品店がメインのフロアやアップルストア、ソニーストア、フードコート、レストラン、カフェ、水族館・・・そう、また水族館。ドバイめっちゃ水族館好きやん・・・。とにかく「無いもんないんか?」ってレベルで何でもあります。お店によって値段がAEDだったりDHSだったり表記がバラバラですが、両方ともUAEデュラハムという同じ通貨なので心配無用です。
引くほど広いのでめちゃくちゃ迷子になりますが、いたるところに電子インフォメーションボードが立っているので、そこに目的の場所を入力すると現在地点から目的のお店までのルートを教えてくれる神様っぷりです。安心してください。
ちなみにドバイモールのオフィシャルページには「露出少なめの服を着てください」的なことが書いてありますが、ぶっちゃけんなもん気にしてる人はひとっこひとり見当たりません。観光客しかいないので気を遣ってる自分が馬鹿みたいに思えます。
▼Souk Al Bahar(ソーク アル バハール)
めちゃくちゃ穴場のモールです。
Dubai Mallと繋がっていて、Burj Khalifaの向かいにあります。みんなご飯をDubai Mallの中のやっすいフードコートで済ませがちなのかもしれませんが、Souk Al Baharにあるレストランのテラス席は最高です。私はBaker & Spiceという1階のレストランに入りましたが、とってもよかったです。ただこのモールも2階か3階にまだテラス席のあるレストランがあるので、景色はそちらの方がいいかもしれません。お金を払ってでもそこでうだうだする価値はあると思います。
このレストランで初めてスタッフ同士がバトってるのを見たのですが、喧嘩の仕方が新しすぎて「ドバイだ!」ってなりました。
A「なんできちんと情報伝達してくれないんだ?」
B「ちゃんと言ったじゃん!」
A「いいや聞いてないね、聞いてたら今頃その業務は終わってるもの」
B「私はちゃんと言った!聞いてないのはあなたの方でしょ?」
A「君は本当に最高だね。最高の人材だよ本当に」
B「なんなの?」
A「だから君は最高だって言ってるんだよ」
すごい・・・!皮肉が世界一・・・!!
このあとこのスタッフたちは私にめちゃくちゃ素敵な接客をしてくれました。
新鮮なアップルジュースとミートボールスパゲッティで腹いっぱい、3000円です。はい、ドバイ ドバイ。
4日目にして完全に金銭感覚がバグりました。新鮮な絞りたてジュースつきで3000円とかお手頃じゃん。とか思い始めます。後日日本に帰ってきて「ほっともっとはんぱねえ!!!!」ってなります。
ちなみに食事中にお祈りの時間になり、スピーカーからお祈りが流れるんですが、これが美しいのなんの・・・最高でした。
こちら私のVlogなのですが、4:23あたりからお祈りが聞けます。
▼Burj Khalifa(ブルジュ ハリファ)
さて、ついにやってきました世界一高いタワー。ドバイモール、ソークアルハバールとブルジュハリファは全部同じ日に行くことをおすすめします。なんせ隣あってるので。
サンセットを目撃すべく17時に予約していたのですが、予約完了メールに30分前には来ていて、みたいなことが書いてあったので16時すぎくらいに到着します。
一番高いチケットで入るので、一般客とは違う部屋に通されます。そこには既に20人くらいがいて、ガイドさんに「私達は頂点に行くまでひとつのグループなのではぐれないように」と言われます。やばい。死ぬほどツアーに興味無いからさっさとのぼりたい。
そんな希望が叶うはずもなく、「ライターを持っている人はいませんか?持ち込めませんからね?」というガイドさんの最終確認のもと、セキュリティーチェックとツアーエリアへ。
やからツアーいらんて。
そんなこんなで最上階までエレベーターで上るのですが、エレベーター内プロジェクションマッピングみたいな感じで、今自分たちがどれくらいの高さにいるのかを知れます。
そこで気付く。
あれ、日本人おるな?
そう、ドバイに来て初めて日本人に遭遇したのです!それも10人くらい!おまえら今までどこいたんだよ!?
別に仲良くすることもなく頂上到着。
絶景。まだ工事中、発展中の都市なので、10年後にはもっとすばらしい景色になっていると思います。
窓際でサンセットを待っていると、男の子が私と私の前でサンセット待ちをしている男性の間に入ってきて二人でわたわた。どうやって会話を始めたか覚えていませんが、なぜか仲良くなってしまいました。
彼はドイツ出身でオランダ在住、「ブロンドだからよく北欧人と間違われるよ」と言っていました。なんでもクアラルンプール行きの乗り継ぎを20時間にしてブルジュハリファにやってきたんだとか。
「一人じゃないよね?」と聞くと、「一人だよ、クアラルンプールで友達と合流するんだ」とのこと。
私は時間があったので、彼をモール内の駅までお見送りすることに。
すると「君が行かないでと言ったら、飛行機には乗らないよ」「君に出会えただけでこのチケットには払った以上の価値がある」などロマンチックなことを言い始めたので「いや普通に飛行機乗って」とFacebookだけ交換してお見送りしました。
いや~こんなことあるんですね。一人旅悪くないですね。と言いたいところですが、後日「実は待ち合わせは友達じゃなくて彼女とだったんだ。別れたんだけどね」と連絡来ました。突っ込みどころ色々あるけど旅先で別れるん地獄すぎやろ。
▼CIelo Sky Lounge(スィエロ スカイ ラウンジ)
さて、21時頃になったのでデートに出かけます。実はこの時3日目にアブダビに連れて行ってくれた男性から「また会えない?」とけなげにも連絡が来ていたのですが、完全に無視してイケメンを取ります。ごめんよ・・・。
デートと言っても相手のイケメンは完全に私をHomie扱いなのでこれといって期待はできませんでした。悲しい。デートでなくただの飲み。でもイケメン。素敵な場所を知っておられる。地図上の緑の丸のところにあるDubai CreekというエリアにあるCieloという屋外ラウンジに呼び出されたのですが、どうもエリア自体がリゾートエリアの模様。たぶん観光客は見つけられない地元の人たちのおしゃれエリアでした。
ちなみに今回この場所を提案してくれた彼は、なんと、私のInstagramのDMにスライドインしてきた人です(笑)彼は日本旅行から帰ってきたばかりで、Tinderで私を発見し、「ドバイに日本人がいる!」と大興奮でTinderをすっ飛ばしてインスタにDMしてきたようです。Tinderとインスタを同期してるとこんなことが起きるんですね。ちなみに彼の他に10人くらいがTinderで私を発見してインスタでDMしてきました。
さて、レバノン系カナダ人の彼は銀行員としてドバイで働いているそう。「日本のこういうところが最高だよ!それに比べてカナダは〜」「ドバイで働くっていうのは〜」といった話を延々ワイワイとしていて、ふと気付きます。
こいつ名前何?
私「びっくりすること聞いていい?」
彼「何?」
私「名前何?www」
彼「wwwwwwwせやなwwww待ってwwww俺も君の名前知らんわwwww」
ということで、なんと合流から2時間ぶっ通しでお喋りしていたのに、ここに来て初めて自己紹介をします。すごい。
それからシシャや酒をシバきながら、「君なら簡単にドバイで仕事を見つけられるよ、ここには日本人なんてほとんどいないからね、需要があっても供給がない状態。マーケットはいくらでもある」とドバイへの引っ越しを説得されるなどして、気付けば深夜1時半。4時間以上もぐだぐだしていました。
そんでこのイケメン、先日のエジプト人弁護士とは違って全然おごる気ありません。3杯分自腹。4000円くらい。マジか。ええけど。いやしかし誘ったのおまえ〜!ワイ観光客〜!と思ったりもしましたが、たくさん勉強になる話ができたし、シシャの分と端数は払ってくれたし、イケメンなのでよしとします。
イケメンめ・・・。
▼5日目
さて、4泊5日のうちの5日目ですが、フライトが夜の22時とかだったので、ホテルで荷物を預けて、キャナル沿いのNurai Cafeというところでお昼を食べました。ビジネスエリアにあるので高すぎず、眺めもいいし良い感じでした。
キャナル沿いをお散歩したのですが、持ってる人はスケートボードなんかを持って行くと楽しいかも知れません。ローラースケートやスケボでヒュンヒュンいってる人たちがいっぱいいました。
あと特記すべきはこれ。
分かりますかね・・・?USBさすやつなんですが・・・このポールが10メートルおきくらいに設置されていて、充電し放題なんです・・・。どういうこと・・・?福岡にもできんかな・・・。
さて、帰りのフライトではチケット間違えるわゲート間違えるわ時間間違えるわでアドレナリン出しまくりながらなんとか日本に到着しました。ありがとうございました。
ちなみにドバイで使った金額(Uber、食費、飲み代)は8万円でした。
こわいこわい。
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【ドバイ3日目】怒濤のぼっち食べ放題、Uber半額利用、そしてTinder神回
前回の続きです。
▼Atlantisの食べ放題
3日目にしてやることも無くなってきたので、友達に勧められたAtlantisにランチの食べ放題に行くことに。
そう、ぼっちでな。
もちろんUberです。今回の運転手さんはパキスタン出身。どうもUberドライバーはパキスタン出身者が一番多く、次にバングラディシュ、それからインド、インドネシア、ネパールと続くようです。
Atlantisは下の地図の青丸の北にある人工島Palm Jumeiraのペルシャ湾側のはしっこにあります。入口はホテル滞在者用とその他の利用者用で二つあるので、Uberやタクシーでホテル内に入る時は、セキュリティーに止められた際に自分の目的をはっきり伝えましょう。
予約した時間より30分早くついてしまったので、Atlantisを出てその辺を散歩。Atlantisの外からペルシャ湾側を見るとこんな感じでただただ海が広がっています。
歩道沿いに軽食を売っているスタンドなんかもあります。
お散歩も飽きてAtlantis内を散策。ここまで一切東アジア人と遭遇しなかったのに、中国人観光客がうじゃうじゃいます。どっからわいてきたんや・・・?
Atlantisは巨大な水族館が併設されているので、あっちこっちがこんな感じ。ちなみにこれは予約したレストラン、Kaleidoscopeの目の前です。また、このエリアに入るにはセキュリティーを通過せねばならないので「宿泊客です」とか「Kaleidoscopeを予約してます」と言ってレストランまで行きましょう。
予約時間(開店時間)になったので並んでいると、まあうるさい中国人観光客のみなさまに割り込まれる割り込まれる。おもしろすぎてひとりで爆笑しながらインスタストーリーで撮っていたら、私の前に初めから並んでいた中国人観光客の男性が恥ずかしそうにしていました。恥ずかしいって感情持ってる人いてよかった・・・!
受付「お待たせしました」
私「予約してるんですけど(画面を見せる)」
受付「何名様ですか?」
私「ひとりです」
受付「ひとり?wwww」
私「ひとりwwww」
ということで受付の人と仲良くなったりしながら、アマゾン風のお庭が見える席に案内してもらいました。
ウエイター「ご案内します・・・ん?お連れ様は?」
私「ひとりです」
ウエイター「ひとり?www」
私「ひとりwwwww」
ということでウエイターの人とも仲良くなって、どんな食べ物があるのか、エリアを全て案内してもらいました。
目を見張るクオリティーなのはスイーツの見た目くらい。あとはぶっちゃけ日本のホテルの食べ放題の方がクオリティー高いです。
▼AtlantisからUber(半額)でJBRへ
AtlantisからJBRに移動です。最初に載せた地図の青丸のMarinaという地区にあります。ここでUberを呼ぼうとするのですが、ほんのちょっとの距離で80AED(2400円)。待て待て。それホテル(紫の矢印)からここまでより高いやん。よく見ると『利用者が多いので一時的に値段が上がっています』と表示が。出た出た。知ってるよこれ。待ったら安くなるんだよこれ。
ライドシェアアプリのヘビーユーザーなら知っているかと思いますが、値段が跳ね上がっている時とそうでない時は倍以上額が違うこともあります。私はこの時Uberを呼ぶのを10分ほど待ったのですが、45AEDまで下がりました(笑)
さて、呼んだUber、周辺をうろうろしていて入口から入ってきてくれない。薄々勘づいていたのですが、ドバイのUberってGPSポンコツなのでは?ホテル以外でUberを呼んだ時に一発で到着した試しがないですもん。
ということで「Pin(GPSが示すピックアップ場所)が間違ってるかも」と自分がいる場所をメッセージをするとやってきました。みなさんもドバイでUberを呼ぶ時にはあらかじめ「Pinが間違ってたらいけないから念のため、私は〇〇にいますよ」と連絡をした方がいいかもしれません。
運転手さんは「なんでPinの場所にいないんだ!?」とおこな感じでしたが、笑顔で「これが私の画面なんですけど、たぶんGPSかアプリが良くないんでしょうね^^今日は調子どうですか?私のピックアップに時間がかかったことは除いて(笑)」と言って最終的にこの運転手さんとはドバイにおける宗教や多様性、世界の情勢について深い話ができて、JBRに到着です。
▼Real Madrid Cafe (JBR)
JBRとはJumeirah Beach Resideceの略なのですが、このビーチ沿いのエリアはカフェやレストラン、そして様々なショップが建ち並んでいます。なぜか無印良品もありました。ただ、ショッピングはここではなくドバイモールでするのがおすすめです。
とりあえずビーチ沿いをお散歩しながら、海を見ながらぐーたらできそうなカフェを探します。
あいにく日陰があって2階も空いているのはレアルマドリードカフェだけ。ここでも「ひとり!?」的なリアクションをされながら、2階のテラス席に案内してもらいます。
あまりに暇すぎて店員さんが代わる代わる世間話をしに来てくれるのですが、三人目のスペイン系フィリピン人のお兄さんが私が日本人であることにやたら食いつく。前に日本に行ったことがあって、お酒を出す仕事柄日本酒に興味があるとか。
そのうち「変な質問だったらごめんね、でもどうしてまたひとりで?」「フラれた!?どれくらい付き合ってたの?あ、踏み込みすぎだったらごめんね」といった質問になっていき、別に隠すアレでもないのでフレンドリーに答えながら、この辺でおすすめのバーが無いかなんかを聞いていたら、「よかったら~、その~、どうかな、一杯飲みに行かない?」
なんかすごいナンパしてくれる嬉しい(感涙)
結局おすすめのバーを聞いて連絡先を渡して退散しました。まあこの兄ちゃんからの連絡は結局こんやったけどな!全然大丈夫やし!落ち込んでないし!
▼雰囲気最高のSiddharta Lounge
レアルマドリードカフェの兄ちゃんに紹介してもらった同じMarinaエリアのSiddharda Loungeへ。JBRからはUberで10分くらいでした。
Grosvenor Houseというホテルの中にあるのですが、まず到着段階でホテルが二棟に別れているというハイレベルのダンジョン。まず駐車係にラウンジの場所を尋ねると、そっちのビルだよ、と自分が降ろされたのとは反対側の棟に案内されます。今度はその棟のエントランスにいるスタッフにラウンジの場所を聞き、エレベーターでその階へ。エレベーターを降りると、明らかにスパ。絶対バーじゃねーなこれ。という訳でスパの受付の人にラウンジの場所を尋ねると親切にもラウンジまで連れて行ってくれました。
これなんてクエストなの?
明らかに裏口やな、というところから入るように案内され、不安たっぷりで入っていくと、客がひとっこひとりいない。ちなみに時刻は16時半。
実は、Googleの営業時間には18時からと書いてあり、公式ページにはランチからやってますよと書いてあり、情報がバラバラだったので不安ではありました。
しかし、「開いてますか?」と尋ねると「どうぞどうぞ!好きなところに座ってください!」と歓迎され、バーカウンターに座ります。ぼっちがはしゃいでいる動画がこちら。なんちゃらバルーンというカクテルを頼むと、願い事を書いて飛ばす風船をもらえます。(CJは身内ネタですごめんなさい)
ドバイにSiddharta Lounge by Buddha BarっていうCJなら行くしかないとこがあるんやけど、もしCJが行く時はバーマネージャーのPras(プラス)さんっていう人にぜひワイの友達やと言ってほしい。超いい人。 pic.twitter.com/KiLrR92qI5
— ハーディソン (@phil_hardison) 2017年12月20日
とにかくスタッフが最高。Marriott系列+ドバイホスピタリティーという最高の合わせ技で最高の接客をしてくれます。上に引用したツイートにも名前を出していますが、バーマネージャーのPrasさんはめちゃくちゃいい人。日本オタクらしく、Psycho-Passの話やらお互いの身の上話やらをしていたらあっという間に時間が過ぎました(笑)
▼金持ちTinderボーイ登場
Tinderについて知らない方はこちら。
簡単に言うと出会い系アプリで、私は海外に行くときに絶対に使います。ローカル情報を簡単に入手できるし、運がよければ飯代や酒代が浮くからです。よっ!乞食!
実はこの日1日で4人くらいの男とやりとりしていた私。
Tinderあるあるとして、待ち合わせしても時間がずれたり、相手が来れなくなったり(笑)ということがあるので、基本的に同時進行で「今◯◯っていうバーにいる」「今日はまだ予定ないんだけど、どこのバーがおすすめ?」「今日は◯時から◯◯バーに行く予定」とかいう情報をばらまきます。どっかで絶対誰かが食いつくので、その人と対面するまではずっと同時進行で情報を与え続けます。あくまで相手が暇だったら自分がいるところに来てもらうスタイル。誰かと合流したらそこで情報を撒くのを一旦やめる。これで時間を無駄にせずに済みます。
Tinderボーイ『あと30分くらいで着くよ』
私『東アジア人は私しかいないからラウンジに入ったらすぐ分かると思うw』
まだ他の男たちにも「今Siddharda Loungeで飲んでるよ」という情報は与え続けます。このうち1人は「行こうかな〜どうしようかな〜」という要らん焦らしをかましてくるのでとりあえず泳がせます。
ラウンジにもお客さんが入り始め、バーカウンターも埋まってきたところで、私の隣に男性が来て「ここ空いてますか?」と尋ねてきました。「ああ、どうぞ」と返すと男性は私の隣に座って「本当に君しかいないね、すぐわかったよ」と言ってきました。
合流おしゃれか。ということで、Tinderボーイ到着です。ワイワイ話を始めて、結構すぐ仲良くなりました。お互いの仕事の話で盛り上がった後、中東に来るのはこれが初めてだということ、何の計画も無しに来たの4泊5日特に何もしない旅になっているということ、アブダビに行かないこと、などを伝えると、彼が「アブダビ行こ!」と言い始めました。
「行っとこ」
ということで彼の運転でアブダビに行くことに(危険なのでまねしないでください)。彼はジュース1杯しか飲んでいないのに、私がそれまでしこたま飲んでいた分の酒代をまとめて支払ってくれました。さすがドバイ最大手企業DAMA〇グループのエジプト人弁護士。生まれて初めてエジプト人会ったわ・・・そういえばTinderのBioに「人を訴えて生活しています」って書いてたな・・・などと思いつつ男性のスポーツカーに乗り込み、1時間半くらいのアブダビドライブスタートです。
完全にアブダビに行く気が無かったところに突然訪れたチャンスだったので、この時点でTinderに対して感謝しかない。この時既に時刻は夜11時半。時差ボケもあってぶっちゃけクソ眠かったのですが、話をしていると考え方や家族の在り方なんかに共通点があってもっと仲良くなりました。しかも「眠かったら座席倒して寝てていいからね」という善人っぷり。ただそこまでは信用していないスマン。
1時間半後、アブダビのモスクや宮殿、ダウンタウンのあたりをぐるぐると車で回って、ドバイとアブダビ、全然違うやん!という発見もありつつ、そのままホテルまで送ってくれることに。合掌。
彼は「お腹が減ったからどこかで一緒にご飯食べたい」感を全力で出していましたが、夜1時だし疲れと眠気が限界だし、まず腹減ってないし、ということでホテルに直行していただきました。合掌。
こうして長い3日目が終了です。
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【ドバイ2日目】ドバイのUberでナンパされる異常事態
前回の記事を読まないと分からないシリーズなのでこちらに置いておきます。
さて、さっそく行きます。
▼ SIMカードで盛大にやらかす
2日目の朝、時差ボケで朝7時なんかに一度起床してしまいますが、11時まで二度寝します。ちなみに時差は5時間。ドバイが11時だったら日本は16時です。
さて、1日目にめんどくさがってしなかったSIMカードです。私は日本用のスマホ(Xperia)、iPod touch(急に家で届いてなんだろうと思ったら酔って買ってた)、そして海外用のSIMフリーのスマホ(Motorola/3年前にブラックフライデーで2万5000円で購入)の三台使いなのですが、今回はこのMotorolaにSIMカードをブチ込みます。SDとSIMのふたつの差し込み口があり、片方にはすでにSDが入っていたので、もう片方にSIMを入れます。
やりました。
サイズ合ってない。
カード小さすぎ。
すぽっとはまって取り出せない。
クソ!Duめ!SIMが使えるか確認してくれなかったせいだ!!と毛抜きで必死にSIMカードを取り出そうとします。ドバイで!!朝から!!毛抜きで!!SIMカード取り!!虚しい!!!
どうしよう、買い損だし、これじゃWi-Fi無いところでUber呼べないし、地図も見れない・・・やばい・・・モールまで書い直しに行くか?・・・最悪だ・・・。
そして気付くのです。
「あこれSDが入る方やな」
はい。実は既に入っていたカードは以前カリフォルニアで使って入れっぱなしにしていたSIMカードで、SDではありませんでした。つまり私はSDカードを入れるところにSIMカードをブチ込んでDuの悪口を言っていたんですね。ほんとポンコツそして同時にクズ。
なんとかSIMカードを取り出し、設定(135かなんかに電話をかけるだけ)を終えて使い始めます。料金のチャージができるDuのマイページに登録しようとしますが、ウェブサイトからもアプリからもできず、ここでなんと2時間ほど時間を無駄にしました。結局料金のチャージは必要ありませんでしたが(2GB/200MGで十分)、これにはかなりイラつきました。Duめ。結局悪口。
とりあえずUberで入れたばかりのプリペイドSIMの電話番号を設定します。ちなみに私はいつも海外用のスマホから日本用のスマホに電話して自分の電話番号を調べます。プリペイドの場合本体のSIM情報に表示されないことが多いので。
とりあえずUberでJumeirah Beachに行き先を設定し、ホテルを出発です。
▼ Uberドライバー親切すぎ問題
さて、ようやくUberを使えます。Uberについては以下の記事をご参考ください。
ちなみにドバイの2017年12月16日の日中の気温は23℃くらいなので、ノースリーブに薄手のなんかを羽織るだけで大丈夫です。陽射しが強いのでサングラスが無いと死にます。こんな感じです。
ホテル前でUberを呼ぶと、噂通りホテル前はUberとタクシーのレクサスだらけ。間違って別のレクサスに乗り込んじゃったりしながらようやく自分が呼んだUberに乗り込みます。
私「こんにちは」
ドライバーさん「こんにちは、行き先はどちらですか?」
私「ジュメイラビーチまでお願いします」
ド「はい(事前に設定された行き先と照らし合わせる)了解です」
私「今日は調子どうですか?」
ド「とってもいいです、あなたは?」
私「私もです」
ド「観光ですか?お仕事ですか?」
私「観光です、ドバイのことは何も知らなくて(笑)」
ド「おひとりで?そうですか〜、観光でジュメイラビーチならあまりおすすめしませんが・・・もっときれいなビーチがありますよ」
私「へ?そうなんですか?」
ド「はい、少し先のKite Beachなんかだといいかと」
私「じゃあそこに行きましょう!」
ということでドライバーさんおすすめの場所に行き先を変更。Uberはアプリで行き先の変更や経由地の追加などができるので助かります。
ド「こんなのはどうでしょう、Marinaまでビーチがいくつかあるので、お客様が止まりたいところで止まります。もし気に入らなかったらどんどん次のビーチに行くというのは?」
私「いいですね!ありがとうございます、とっても優しいですね!」
ド「いえいえ、とんでもないです」
ということで天使のようなバングラディシュからの移民のドライバーさんにビーチ沿いをドライブしてもらうことに。
紫色の矢印のところから青色のDubai Marinaというエリアまでのルートです。
Kite Surf Beach、Kite Beach、Public Beachと通過し、最終的にMarinaまで行くことに。ドライバーさんに「止まらなくて大丈夫でしたか?」と聞かれましたが「この際行きはMarinaまで行って、帰りにKite Beachに寄ることにします」ということで、事前にチェックしていたBarastiというレストランに向かってもらうことに。
▼ Barasti
さて、どうもBarastiというのはリゾートらしく、敷地内に入る前にセキュリティーチェックがあります。金属探知ゲートもくぐりますし、バッグの中身も見せます。
そのままBarastiのレストランに入るのですが、イモってビーチが見える側の席まで行けず、少し手前の日陰の席を選びます。
といっても海は見えるし、遠目にドバイで最も有名なホテルのひとつ、Atlantisも見えます。こんな感じ。
http://www.timeoutdubai.com/bars/details/869-barasti
酒を注文しようとしたところで気付きます。
パスポート忘れたな。
今日はもうおしまいや。
ということでサンドイッチと水を注文。
結果から言うと、量多い、フライドポテトと一緒にくる。そして3000円。
いいですか、サンドイッチと水で3000円です。100AEDなので3000円ちょっとしてます。ドバイマジドバイ。
ここでも素敵なスタッフのみなさんに優しくされ、「ARIGATOSAISU〜!」という可愛い日本語で見送られます。
結論、Barastiはビーチ側の席じゃないと行く意味ない、そしてみんなパスポートは忘れんなよ!・・・くそう・・・。
▼ Kite Beach
さて、腹いっぱい食ったことだし、目印になりそうな物が見えてくるまでお散歩でもするか、と来た道を大通り沿いに戻ります。Marinaのビジネスエリアはこんな感じ。
そう、太陽クソでかいんですわ。陽射しがしんどい。ということでバス停でUberを待ちますが、どっかでつっかかってて来ない。
どうも近くのホテルの中にいる模様。Uberの連絡機能で「外のバス停の前にいますよ〜」と連絡すると「了解です」とすぐやってきてくれました。
彼はインドからの移民で、普段はMarinaのWestinで働いているとのこと。彼の話によると、ドバイでUberドライバーになるには、まず6万円ほどの講習を受け、テストに合格しなければならないとのこと。
めっちゃハードル高いやん。
テストには5回挑戦できて、5回とも落ちたらまた講習の受け直しになるらしいです。はんぱない。
インドの言語事情や、ドバイでのお仕事事情を聞きながら、目的地のKite Beachに到着。
こんな感じで本当にカイトが飛びまくってます。
おしゃれなコンテナのお店やカフェが砂浜の中に立ち並び、M&Mのアイスクリームや、ビーサン、スムージー、SUSHIなんかが売ってます。また、歩道を挟んで写真の手前側にはカフェやレストランが並んでいて、ほとんどが2階建てなので、2階から写真のような景色を見ながらゆっくりできます。Wi-Fiも使えます。
Kite Beachのいいところは、すぐそこにモスクがあるところ。女性は髪や肌を隠さないと入れないので、外側だけ。それでも圧巻です。
▼ Uberドライバーにナンパされる
さて、パスポートが無いので行きたかったFour SeasonsのMercury Loungeに行くことが叶わず、Uberでホテルに帰ることに。
頼んだUberが変なルートを行っていっこうに来ないのでキャンセルしようと思った所にUberが到着。いつもどおり挨拶をして、調子を尋ねて、出身地を尋ねて・・・色々話を聞き出していると、「いくつなの?」「結婚してないの?」「彼氏は?」「君はとってもスイートだね」とパキスタン人ドライバーの発言がよくない方向に。
やべえな〜と思っていたら「明日はプラン無いの?1日くれたら僕が素敵なところをたくさん案内するよ」と言ってきます。
こいつ本当に6万円の講習受けたんか???
インド人ドライバーが言っていたことがにわかに信じられないレベルで堂々と閉鎖空間でナンパしやがります。最終的にこのドライバーとは1日デートに行かずに済みました。
▼ Wet Deck
さて、ホテルの部屋で少しゆっくりしてから、WestinとW Hotelの中間地点にあるプール付きのルーフトップバー、Wet Deckに向かいます。
この時点で気温がぐっと下がっており、先程の写真の格好ではかなり厳しい寒さです。なにより風が強い。MA-1持ってきててよかったと思いました。ドバイは冬でも日が沈むと厚手の服が必要なくらい寒いです。
ただ、雰囲気だけは最高。めちゃくちゃインスタ映えします。HAHA。
飲み物もモヒート一杯1600円程度と、比較的安いです。ベガスよりは全然安い。ウエストハリウッドだとだいたいこんぐらいします。みなさん気付いて。日本が安すぎ。
さて、DJ1人とスタッフ4人を客の私1人で独り占めしながら飲んでいましたが、寒さが限界でお部屋に戻ります。
こんなんで2日目が終了。
パスポート忘れたの痛かったな・・・。でもMercury Loungeはドレスコートが厳しいようなので、あの格好では何にせよ入れなかったかもしれません。なんか物足りない感じのまま、Tinderでマッチした人達とやり取りしながら就寝。キングサイズのベッド、最高です。
怒濤の3日目はこちら。
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